ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part12 (ページ34)

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運命の魔女たち…10 ページ34

A「猫娘…？」
猫娘「頼れる時には…誰かを頼りな。Aも」

今度はアニエスがAの手を取り、歩き出した。それに続く猫娘。後ろからも砂かけ、子泣き。アニエスの帽子を取って来てくれた一反もめん。そしてぬりかべ。

他の妖怪達の手出しも無くなり、鬼太郎の家に向かい…鬼太郎の家に着く頃には雨雲が晴れ綺麗な満月が光り輝いていた

アニエスが振り向くと猫娘達は頷き、Aと互いに頷き合い家に向かう。家では鬼太郎と鴉が話し合い飛び去って行き、Aとアニエスが家の中に入る

アニエス「…鬼太郎」

アニエスは自分の服を握り締め…泣きそうな顔で鬼太郎の顔を真っ直ぐと見つめ…そして言った

アニエス「…助けて！」
鬼太郎「…分かった」

鬼太郎が立ち上がり言うと、力を無くし座り込むアニエス

アニエス「ごめんねA、鬼太郎。みんなに…迷惑掛けるっ…」

2人は歩き出し家の外へ出ると妖怪達が集まりアニエスを追い出せと抗議をしだす

目玉おやじ「みんな！耳長の事を忘れたのか？アニエスをゲゲゲの森から、日本から追い払ったらまた何処かで耳長の悲劇が繰り返されるだけじゃ！」