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運命の魔女たち…2 ページ26

アニエス「この間…家族の事聞いたでしょ?」
まな「え?あー…うん!」

アニエス「お母様とアデルと一緒に花摘みに行った事がある」

アニエスは小さい頃の話を語り出した

ーーー


アデル「出来た!」

アデルはシロツメクサの花冠を作った

母「アデル上手に編めたわね」
アデル「これ、お母様にあげる!」
母「まぁ!ふふっありがとう」

アニエスも負けずにシロツメクサで花冠を作るが上手くいかず、チラッと見るとアデルと母が楽しそうに話していた

アニエスはイライラして花を投げ捨て、2人はそれに気付き見つめるとアニエスが魔法を使う


アニエス「コーアイ・ガーミキ!」

アニエスが魔法を使うと花冠は出来るものの、巨大になって行き、ウネウネと動き出した

母「アニエス!ガーミキ・コーアイ・ノーエ!」

母が驚いてアニエスに駆け寄り、アニエスを背に隠し魔法を使うと巨大になった花冠が燃えた

アニエス「…ごめんなさい」
母「…はぁ。良い?アニエス。貴女はまだ魔法を覚えたてなのだから無闇に呪文を唱えては駄目よ?」
アニエス「うん」

アニエスは母に抱きつく。それを見つめていたアデル。すると、突然、べアードが現れ3人は膝をついた

母「バック・べアード様」

べアード「今魔法を使ったのは…お前か?」

アニエス「え?」

べアードの瞳がアニエスを捉え、アニエスはべアードを只々、見つめていた

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年11月25日 9時

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