ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part10 (ページ48)

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狂気のフランケンシュタイン…13 ページ48

目玉おやじ「何処へ行くつもりじゃ？」
アニエス「何処でも…自分で探すわ。心配しないで」

鬼太郎は見かねてワザと溜息を吐く

鬼太郎「はぁ…猫娘？確か妖怪アパートに一室空きがあったな？」
猫娘「…えぇ。北向きの1番日の当たらない部屋だけどね」

猫娘も鬼太郎の話にのる

まな「鬼太郎！」

鬼太郎「1人勝手に行動せず僕の目の届く所に居ろ。それが最も迷惑を掛けない方法だ」
アニエス「…良いの？」
鬼太郎「お前はAにとって大切な奴だからな。そうすればAも安心する」
アニエス「鬼太郎…私…」
鬼太郎「指輪を手に入れるまでだからな」

鬼太郎はそう言い残し去って行き、まなは嬉しそうにアニエスを抱き締める。アニエスが猫娘を見ると溜息を吐くも良かったという表情をし、アニエスも薄っすらと笑った

ー居城ー

三世「全く。世話の掛かる奴だな。人間の女にうつつを抜かして」
アデル「…お前と彼奴は本当に気が合わんな」

三世「逆に似てたらそれこそ腹立たしいですよ。僕とヴィクターはソリも合わず気が合いません。マッドサイエンティストでも無ければ好みも何もかも…ね」
アデル「そういう割には助けただろ？」

アデルの質問に笑う三世

三世「助けた訳ではありませんよ。仮に助けたとしても余計な世話だと言われるし…これ以上恥を見せたく無いのでね」
アデル「フッ…そうか」
三世「本当に馬鹿なマッドサイエンティストですよ。彼奴は。人間はいつか滅びるというのに」