狂気のフランケンシュタイン…11 ページ46
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A「…鬼太郎、猫娘。あのね…アニエスを助けてあげて」
Aの言葉に驚く鬼太郎と猫娘
猫娘「Aまで…何でそんなにアニエスを気に掛けるのよ!アニエスの所為でアンタ、どんな目に遭わされて…どれだけ傷付けられたと思ってるのよ!!」
A「…確かにそうかもしれない。でも森はアニエスの所為じゃ無い。私の事も…アニエスは本当に自分で望んでした事だとは思え無い」
鬼太郎「A…如何してそこまでアニエスに拘るんだ?」
Aのアニエスを気に掛け、拘る理由に疑問を持つ鬼太郎は問い掛ける
A「…同じだと思ったから」
鬼太郎「同じ…?」
A「アニエスを見て似てるって…同じだって思ったの…アニエスを見てると鬼太郎と出逢う前の私に似てるからかもしれ無い。私にとってアニエスは…鬼太郎とは違う、大切な人だって感じた。多分、気に掛けるのも拘るのも…その所為だと思う。だからね…」
Aは弱々しく鬼太郎の手を握る
A「だから、鬼太郎…私の時の様に…
アニエスを…守ってあげて」
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アニエス「大切な人…」
猫娘「Aに彼処まで言われたら鬼太郎もあたしも行かない訳には…ね」
アニエス「A…」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年10月7日 13時