襲来!バックベアード軍団…4 ページ5
ー居城ー
アニエスを逃し、アデルは膝を着き頭を下げていた
アデル「指輪の放つ固有の波動を追いましたが、何者かの介入により、反応が一時的に途絶え…「愚か者!!」!」
空が不気味な紫色に光り、アデルが頭を下げていた帝王・バックベアードが叱りつけた
ベアード「アデルよ。指輪と妖狐の姫君こそがブリガドーン計画の要だ。分かっておろうな?」
アデル「はっ!必ず、指輪は回収し、妖狐の姫君を探し出して見せます」
空からの光が消えベアードの声が聞こえなくなると後ろから2人の靴音が聞こえて来る
「アデルさん」
アデル「っ!ヴォルフガングとドラキュラ三世か」
ヴォルフ「ふふっ。大目玉を喰らいましたな?で?指輪の所在は判明しましたか?」
アデル「あぁ。日本だ」
ヴォルフ「分かりました。では、この私共…ヴォルフガングとドラキュラ三世が参りましょう」
アデル「…三世」
三世「!」
その場から立ち去ろうとするとアデルが三世を呼び止める
三世「…ヴォルフガングさん先に」
ヴォルフ「遅れるなよ?」
ヴォルフガングを先に行かせ、アデルに向き直る
アデル「すまないな。指輪の回収は私が行かねばならぬのに」
三世「別に良いですよ。今更じゃ無いですか」
アデル「お前にはアニエスの事でいつも苦労をかけるな」
三世「アニエスの面倒はもう慣れました。アニエスは必ず連れ戻しますアデルさん」
アデル「…」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年10月7日 13時