ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part10 (ページ41)

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狂気のフランケンシュタイン…6 ページ41

それを見たまなは池の中に足を入れる

まな「うわっ！冷た～！！何のこれしき！」

まなは探りながら水晶玉を探して、水晶玉を見つけると引き上げアニエスの前に差し出す

まな「ねぇ、コレでしょう？」
アニエス「如何して…？」
まな「だって大切な物なんでしょう？早く探さないと池の底の泥に沈んでいっちゃうかもしれないし！」

アニエスが呆然としているとまた箒が悪戯しアニエスを押しまなと共に池に落ち互いにびしょ濡れになった

そして、まなとアニエスは互いに見つめ合った後、笑いアニエスに水晶玉を渡した

アニエス「ありがとう…私アニエス」

まな「えぇ！？泊まるトコ無かったの！？」
アニエス「って言うか行く所も帰る所も…」
まな「だったらウチに泊まれば良いよ！一泊でも二泊でも好きなだけ！ね？アニエスさん」
アニエス「アニエス…で良いよ」

まなはアニエスを連れて家に帰宅しお風呂、まなの部屋で髪を乾かし、夕食を食べ終えた

まな「ごめんね…変な家族で」
アニエス「ううん…素敵な家族」
まな「ねぇ、アニエスは？どんな家族？」

まなの問いにアニエスは口を閉ざし悲しそうな目で布団で顔を隠す。それを見たまなはアニエスを心配そうな表情で見つめた

そして次の朝、まなが目を覚ました時には布団やまなの服が綺麗に畳まれアニエスの姿が無かった

まな「アニエス…？」