妖怪アパート秘話…10 ページ27
夏美「私…知ってる。貴方達の事…でも、如何して?」
夏美が驚いた顔で見つめるとろくろ首が優しく笑う
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夏美は幼少期時代…ろくろ首達に遊んで貰った時の記憶が蘇る
春夫「助かるよ。可哀想な子だからね…友達は多い方が良い」
A「…」
春夫「Aちゃん?」
遊び疲れ眠る夏美。その間お茶を飲みながら夏美の事で話していた
春夫「…近所の子達と遊ぶより妖怪と遊ぶ方が楽しい。そうですか…夏美がそんな事を」
唐傘「よーし!これからもいっぱい遊んで…「お馬鹿!」あ?」
唐傘の言葉に怒るろくろ首
ろくろ首「夏美は人間だよ!人間の世界でまともに生きていけなかったら如何するつもりだい!」
あかなめ「うんうん…」
唐傘「そっか…でもよ、だったら如何すりゃ良いんだい?」
A「…こんな事、言いたく無いんだけど…1つだけ方法がある」
Aの言う方法を聞き、早速実行に移し…起きた夏美はろくろ首達を探し呼ぶがろくろ首達は出て来なく泣いてしまう。春夫に呼ばれ駆け寄る夏美を見えない様に姿を消しながら夏美を見つめる…だがAやろくろ首達の表情は悲しげだった
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年8月26日 10時