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暴走!!最恐妖怪牛鬼…13 ページ14

猫娘に耳を引っ張られながら引き摺られて行くねずみ男と、まな、目玉おやじは2人に気を使い2人っきりにし、人が居なくなりポツン…と佇む

A「ぁ…」
鬼太郎「行っちゃった…」
A「鬼太郎…」
鬼太郎「ん?」

A「罪滅ぼし何て…言わないで?」

Aは頬を赤く染めながら鬼太郎に向き直り自分の両手で鬼太郎の両手を握る

鬼太郎「A…」
A「鬼太郎がこうして…戻って来てくれた。居なくならないでくれたからそれだけで…私は嬉しい」
鬼太郎「…」

鬼太郎が急に俯き出した

A「鬼太郎?…っ!」

俯いた鬼太郎を覗き見るA。すると突然、手を引っ張られ抱き締められる

A「き、鬼太郎…」
鬼太郎「罪滅ぼしをしなくちゃいけ無いんだ」
A「?」

鬼太郎「あの時の約束を守れなくなりそうになって…何も覚えていないからって、取り憑かれていたからと言って…僕にとって掛け替えの無い大切な君を殺そうとした…だから…!」

鬼太郎の言葉を遮るかの様にAの人差し指が鬼太郎の口を封じる

A「鬼太郎、鬼太郎の言いたい事も気持ちも分かるよ。でも、鬼太郎は私を殺さなかった…だから罪滅ぼしにはなら無い」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年8月26日 10時

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