ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part６ (ページ48)

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カワウソのウソ…9 ページ48

猫娘は顔を赤くし大慌てで木の影に隠れる

まな「猫姉さん？」
猫娘「しーっ！しーっ！」

A「あれ？まな？」
まな「A？鬼太郎？」
鬼太郎「何でこんな所に？1人か？」
まな「あーえっと…うん！近くに別荘があって」
A「そうなの？凄い偶然だね」

猫娘「何でAと鬼太郎がこんな所に…こんな格好を2人にだけは…」

猫娘が焦っているとA達が此処へ来た理由が耳に入る

目玉おやじ「オベベ沼があってな、其処にカワウソという妖怪が居るのじゃ」
まな「オベベ沼？？もしかしてズル賢い妖怪？」

鬼太郎「あぁ。最近ちょくちょく悪さをしているらしい。それで手紙が来たんだ」
A「普段は人間の子供の姿に化けていて、それで両親は居ないとか兄妹の面倒を1人で見ていると言って同情を買い人間から色んな物を騙し取るらしいの」

Aの話を聞き猫娘は目を開き驚いた顔をする。何故ならAが話したカワウソの話の特徴が猫娘が最近会っている少年と似ていたからだ

それを確認しようと、夕方猫娘はいつもの橋へ行くと予想通り少年が居た

猫娘「こんにちは。また会ったわね」
「お！お姉さん！この間さつま芋ありがとう！！病気の母ちゃんも喜んでたよ！！」

猫娘「病気のお母さん…？」