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潮の怪!海座頭…11 ページ20

A「まな」
まな「ぁ…A」

事が終わり、Aがまなの所へ歩いて来て野球ボールを手渡す

まな「庄司おじさんの野球ボール…?」
A「海座頭を倒した後拾っておいたの。ありがとう」
まな「…Aはどうしてあの時私を助けてくれたの?」

まなは、あんなに酷い事をしたのに、何故舟幽霊達に襲われそうになった時助けてくれたのかと聞く

A「…」
まな「本当は私の事まだ怒ってるんでしょ…?」
A「別に怒って無いよ…ただ、まなは友達だから助けるのは当たり前だもん」
まな「A…私、この間からAに謝りたくて…「謝らないで」え?」

Aの優しさに胸を打たれ、謝ろうとするがAが真剣な眼差しで謝るなと言いまなは驚く

A「謝らないでよまな。私も謝らない…この問題は、人間や妖怪…それぞれの考え方や気持ちの問題だから謝ったり考えようとしても無駄なんだよ」
まな「…そんな事無いよ。少なくとも助け合ったり協力し合うのは言葉だけじゃ無かった」


A「…そうだね…確かに私にもある…でもあの考えを全否定するつもりも無い。だから、まなはまなの信念を貫き通して。私も私の信念を貫き通すから。矛盾してるかもしてるかもしれないけど…また前みたいに私と仲良く…お友達になって」

Aが右手を差し出し、まなは目を開きAの右手を取る

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年7月10日 23時

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