潮の怪!海座頭…2 ページ11
庄司「しかも部員はギリギリ9人。友達にマネージャー役頼み込んでよぉ…そんな弱小校で強豪相手に勝ち進めたのも、ま!この強肩のお陰だな!」
リエ「良い加減にしなさいよ?毎年同じ自慢話聞かされて耳にタコよね?」
まな「ううん!あたし、庄司おじさんの甲子園の話大好き!夏が来たなぁって感じがするもん!後、港大量祭りも!」
祭りの単語を聞き庄司とリエの顔から笑顔が消える
まな「境港のみんなが1つになって盛り上がるあの熱気が堪んないんだぁ!今週からだよね?今年もお客さんで賑わうかな?…どうかしたの?」
リエ「実はねまなちゃん…元々この境港に住んでる人達と一度都会に出てまた戻って来た人達や新しく境港に住む事にしてくれた人達との間でね…お祭りのやり方を巡って意見がすれ違っちゃって…今境港の街は二つに別れてしまってるの」
街の険悪ムードな状態を聞きまなは元気が無さげに夜、庭で線香花火をしていた
まな「今年はお祭りやらないのかな?凄く楽しみにしてたのにな…すれ違いか…」
まなの脳内にはこの間、Aの冷たさを感じ頬を叩いた事が過る
ーーー
A「分らないよ。
分かりたくも無いしね…
なら、まなには分かるの?
本当に愚かだね。
励ましや助け合いなんて所詮、言葉でしか無いんだよ!」
ーーー
まな「あれ以来…Aと会って無いな…
でも、Aの言った事が正しいか分からないのに…謝れないよ」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年7月10日 23時