河童の働き方改革…12 ページ5
太郎丸の脳内に里でのんびりと暮らしながら次郎丸と仲良く半分したきゅうりを食べていた光景が過る。
太郎丸は泣きそうな顔で眼鏡を取る
太郎丸「次郎丸…」
次郎丸「兄ちゃん…」
朝日が差し込み太郎丸と次郎丸は互いに抱き締めあった。Aと鬼太郎の体から出てくるいそがし
いそがし「っちぇ!もう終わりか?せっかく久し振りに暴れて楽しかったのによぉ?」
いそがしは残念そうに立ち去って行く。そして机で腑抜けた社長は、娘や妻とファミレスへ行き楽しそうに食事した時の光景が過ぎり涙を流す
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里へ帰った河童達はまた楽しく暮らしていた
太郎丸「きゅうりはその日食べる分だけ有れば十分って事だな」
次郎丸「うん!半分あげる!」
太郎丸「ありがとう!」
次郎丸はきゅうりを摂り半分に割って太郎丸にあげた
そして家族の大切さを知った社長は、田舎へ引っ越しをしていた
父親「俺は本当の幸せとは何かやっと気付いたんだ!これからは田舎で自給自足のスローライフぅ〜!いつも家族一緒で幸せな生活が待ってるぞぉ〜!」
新しいボロボロの家に到着した最中、娘と妻は…
「こんな田舎に暮らすのは嫌っ!耐えられない!」
父親「えっ!?」
「アナタ一人で勝手にやれば?」
「「じゃぁね〜」」
そう言って父親を残して帰って行った
それを近くの木で見ていたAと鬼太郎
A「働き過ぎもスローライフもどっちか極端に寄らないで程々が一番って事かな?」
鬼太郎「人間って大変だな。A」
A「そうだね」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月31日 21時