ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part３ (ページ36)

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脅威！鏡じじぃの計略…13 ページ36

猫娘は草むらから出てきた一匹の黒猫に猫語で尋ねる

猫娘「にやぁ…にやぁにゃにゃ？にゃ～にゃにゃぁ」
黒猫「にゃぁ～！」

黒猫が走って案内してくれた

猫娘「こっちよ！」

鬼太郎と砂かけは走って後を追う

倒れたAに近寄る鏡爺ィ

鏡爺ィ「大丈夫かい？Aちゃん」

Aは起き上がり再び走って逃げて行く

鏡爺ィ「Aちゃーーん！」

黒猫に案内され鬼太郎達は尾形夫婦の家へやって来た

砂かけ「おぉ！確かにこの家じゃ！」

この家から妖気を感じ鬼太郎の妖怪アンテナが反応し、家の襖が開いており中へそっ…と入りドレッサーの鏡に近寄る

鬼太郎「この鏡が…」

鏡に指を指すと鏡の中へ入りそのまま鏡の世界へ入っていく。

鏡の世界へ来ると目の前に鏡爺ィが歩いていた

鬼太郎「お前が鏡爺ィだな？」
鏡爺ィ「！」
鬼太郎「Aは何処だ！？」

鏡爺ィは酷く驚き口が篭り鬼太郎達が近寄って来る

鬼太郎「何処だと聞いている」
鏡爺ィ「わ、わしは…Aちゃんの所へ…行か…ないと」

鏡爺ィが鬼太郎達を無視してAの所へ行こうとする…が、鬼太郎が先回りして通せんぼする

鏡爺ィ「！」
鬼太郎「教えないつもりか」
鏡爺ィ「わ、わしは…」
猫娘「Aを返しなさい！」
鏡爺ィ「あ、あの…その…」
砂かけ「何とか言ったらどうじゃ！？鏡爺ィ！！」

三人に怖い顔で囲まれた鏡爺ィは何も答えられなかった