脅威!鏡じじぃの計略…9 ページ32
ー鬼太郎の家ー
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鬼太郎の家では、ねずみ男達が居た。子泣きは相変わらず酒を飲んでいた
子泣き「美味い!あー、美味い!こりゃ良い酒じゃ」
ねずみ男「俺にもちょっと飲ませてくれよ」
子泣き「お前この間わしの酒を小遣い欲しさに売っただろ!?酒の恨みは深い!!」
ねずみ男「何だよ!ケチクセェなぁ」
するとそこへ猫娘がやって来る
猫娘「あれ?Aと鬼太郎は?」
砂かけ「鬼太郎なら出かけておる。巨大な妖気が突然現れたと鴉達が騒いでおってな。Aなら多分いつもの所じゃろう」
猫娘「いつもの所?」
子泣き「猫娘!お前になら飲ませてやっても…」
猫娘「いらない。酒臭い」
子泣き「あはは!そうか?」
そんな会話をしていると鴉の鳴き声が聞こえてきて、猫娘は簾を閉じて鴉の咥えていた手鏡と手紙を渡し羽ばたいて行った
手紙を開くとAの字で「助けて」という文字だけが書かれていた
猫娘「!!」
その文章を読み猫娘は目を鋭くし、鬼太郎に知らせねばと鴉を飛ばす
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その頃、鬼太郎は鴉から「強い妖気が出た」との知らせを聞き尾形夫婦に家の上空へやって来た後、その妖気を持つ妖怪を探していた。
そして、猫娘が飛ばした鴉がやって来て伝言を言うと鬼太郎は驚く
鬼太郎「Aが!?」
目玉おやじ「鬼太郎、直ぐに向かうのじゃ!」
鬼太郎「はい!」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月6日 21時