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幽霊電車…12 ページ19

思い出した社長は、「嘘だ…」と否定するも、体が白くなっていく

A「事実なんですよ。一週間前の事ですけど」
社長「!?」

A「でも、一瞬の事で貴方自身に死の自覚が無かった為か、本当なら直ぐにでもこの電車に乗るはずだったのに…貴方は、幽霊として迷い出て毎晩何かと言い訳を付けて終点を逃してあの世に行こうとしなかった。だから、あの世で貴方を待っている貴方を恨んでいる人間達が痺れを切らして貴方を迎えに来たんです」

Aがそう言うと、怯えた社長の肩に手が乗る。背後には、死んだ部下達の幽霊が居て社長は「ひぃぃ!」と叫び声を出す


部下達に取り押さえられ捕まる社長にAは不気味な笑顔を向けた

A「早くあの世に来い…地獄に落ちろ…とね」

社長が「助けて!」と声を張るもAは助け様とせず、次の駅、骨壺に到着する。駅のホームでは、猫娘がランプを持って立っていた

猫娘「骨壺ぉ〜。骨壺ぉ〜。次の停車駅は終点、地獄ぅ〜!」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月6日 21時

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