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幽霊電車…3 ページ10

ねずみ男「おー!それは、それは…どうりで気品があると思った!じゃあ社長さん、ちょいと貧しいおいら達にも一杯奢っちゃくれませんかね?」

ねずみ男の手のひらを返した様な言葉でも社長はイラッとした

社長「はぁ!?バァーカ!!人間はな、自分で稼いで自分で食うんだよ!!それが出来ない様なテメェらみてぇな楽号者は生きてる意味がねぇんだ!!」

ねずみ男に怒鳴り散らし部下がその場を治め様と間に入るも虚しかった

社長「目に見えないモノが居るとか、妖怪だの幽霊だの、言い訳する様な奴は所詮、人間のクズなんだよ!!ゴミ屑!!」


そこでようやく黙っていたAが呆れた様な哀れんだ目で見つめ口を開く

A「…貴方は本当に哀れな人間だ」
社長「何だとっ!?」

Aの言葉が気に入らないのか、近くにあったゴミ置場までAの腹部を蹴り飛ばす

鬼太郎「A!」
ねずみ男「お、おい!A!」

流石に予想外の行動に鬼太郎とねずみ男も驚き、蹴り飛ばした社長は馬鹿にした様に笑う

社長「良くお似合いだぜ!このゴミが!!」

A「…因果応報…という言葉を知ってる?」

Aの雰囲気が突然変わり口を開く。その様子の変化にいち早く気付く鬼太郎

鬼太郎(A…?)

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月6日 21時

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