ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ42)

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厄運のすねこすり…3 ページ42

翔「(誰が好き好んで帰ってくるかよ、こんな村…。全くあの婆さんは…いつもいつも)…っくそ」
「おや？翔君？？」

突然名前を呼ばれ翔が横を見ると一人の主婦がいた

「マサエさんトコの翔君でしょ？」
翔「どうも」
「今は何してるの？」
翔「…別に…ただのフリーターですよ」
「フリーター？何だか難しそうだねぇ。でもねぇお仕事が忙しいのは分かるけど、マサエさん翔君が出て行って随分淋しそうだったんだよ？」

主婦の言葉に翔は信じられない様に驚く

「ただでさえ静かな村なのに人は減るばっかりだしね…ほら、其処の内村さんも去年の冬に亡くなって。しかもそれが少し妙な最後でね？ミイラみたいな変死体で見つかったって」

翔「ミイラ…？」

そこへバスが来て主婦はバスへ乗ろうと翔に別れを言いバスに乗って行った

バスが通り過ぎるとシロが翔を見下ろしていた

翔「お前…さっきの」

だがシロの様子は何処かおかしく、いきなり巨大化となる

翔「ぁ…ぁぁ！！あぁぁぁ！！」

翔は驚き腰が抜けてしまい、叫びながら腰を何とか起こし逃げて行った