ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ40)

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厄運のすねこすり…1 ページ40

ーとある田舎の村ー

田舎の村にひっそりと建つ一軒の家。そこに一匹の猫が寝ていた

「シロやシロ」
シロ「んにぁ？」

名を呼ばれシロが起き、声のする方へ歩いて行く

和室、廊下…台所の前を通ると、ガラッと扉が開き飼い主でこの家に住むマサエが現れ、シロは嬉しそうに駆け寄る

マサエ「よしよし。シロ今日はね、とっておきの物を買って来たんだよ？」

マサエは冷蔵庫を開け新鮮で美味しそうな魚を皿に入れシロの前に出す…シロは魚の匂いを嗅ぎ、嫌そうに食べなかった

マサエ「何だい？やっぱり食べてくれないのかい？全く…いつも何処で食べ物を貰って来るんだか」

マサエは魚を戻そうと離れる…。シロの鼻にてんとう虫が付きシロは閉じていた目を開け飛んでいったてんとう虫を追う

そして和室へ来ててんとう虫は表紙にくっつき、テーブルに上がるシロは狙いを定めて飛ぶ…だが、柔らかい表紙に見事突っ込みてんとう虫は飛んでいった

シロ「にゃ！にゃにゃぁ！」

シロは見事にはまってしまいそこへマサエが来る

マサエ「あらあら、シロ！…っぷ、あははは！」

マサエは最初こそ怒った表情をするがシロの慌てぶりや可愛さに怒りを忘れ笑う。

シロを助け足の上に乗せ撫でる

マサエ「全く…やんちゃな子だ」