ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ34)

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電気妖怪の災厄…10 ページ34

子泣き「カッチカチじゃぞ」

子泣きが石化となりかみなりの動きを止め、フラフラ揺れる

目玉おやじ「ようやったぞ！どうじゃ？石になった子泣きじじぃは重いじゃろ！」

フラフラ揺れ、重さに耐え切れずかみなりは子泣きごと壊れた発電所まで落ちて行った。かみなりが落ち、解放されたAは鬼太郎に駆け寄る

A「鬼太郎…」
鬼太郎「っ大丈夫だ」
一反「鬼太郎しゃん！Aちゃん！かみなりは！？」

鬼太郎はAに支えられながら何とか立ち上がり、目玉おやじはAの肩に乗っていた

鬼太郎「まだだ…」
一反「そら急がんといかんばい！」
A「うん！」
目玉おやじ「待て！」

目玉おやじに制止の声をかけられ、A達三人は、ん？と目玉おやじを見つめる

目玉おやじ「このまま行っても勝てん。少々準備をするぞ！」
A、鬼太郎「「ぇ…？」」
一反「何？」

ー発電所ー

ねずみ男「ゲホッ…ゲホッ」

石で頭を打ち倒れたねずみ男が咳をしながら立ち上がる…するとかみなりの笑い声が聞こえ見ると、子泣きを足で踏みながら立っていた

かみなり「こんなじじぃに殺られるわしでは無い！！」
ねずみ男「き、鬼太郎とAは！？」
かみなり「恐れをなして逃げ出したのであろう！あのAとかいう小娘はまた後で捕まえてやるわい！よーし！人間共を集めろ。リサイタルを始めるぞ！！」

かみなりがマイクを手に持ち、流石のねずみ男もこんな時に呆れ、怒る

ねずみ男「この有様を見ろ！！今更誰がテメェの歌なんか聞きに来るか！！」

そこへファン！ファン！とパトカーと特殊部隊の車がやって来た

かみなり「はっはっはっ！！来たではないか」
ねずみ男「違うっつーんだよ」