ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part２ (ページ46)

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厄運のすねこすり…7 ページ46

シロ「母ちゃんは俺の母ちゃんだ！！」
鬼太郎「何を言ってる！マサエさんを如何するつもりだ！」

シロの爪の攻撃から避け、Aと鬼太郎は電信柱へ飛び移る

A「貴方と一緒に居ると…」

砂埃が無くなり、シロが二人に向かって襲い掛かり、二人もシロに向かっていき、シロに蹴りを入れる

A「マサエさんが死んでしまうんだよ！」

足でシロを押し、シロは倒れるも何とか地に足を着けAと鬼太郎も反対側の地に足を着ける

シロ「死ぬだと…？嘘を言うな！！」
A「現にどんどん弱っている！」
シロ「風邪を引いているだけの事だ！」
鬼太郎「違う！お前が気力を吸い取っているからだろ！」
シロ「気力…？何の話だ」

気力を奪っている事にシロは本当に身に覚えがない様な様子だった

A、鬼太郎「「ま…さか」」
目玉おやじ「気づいておらんのか？お前はただの猫じゃない。人の気力を吸い取る妖怪、すねこすりなんじゃ」

すねこすり「な、何？」

A「思い当たる事は無いの？」
鬼太郎「人と触れ合う事で元気になったりお前といつも一緒に居た人間が死んだりした事は…」

すねこすりは思い当たる節が有るらしく、大昔、弱っていた時人と触れ合う事で元気になり…自分を可愛がっていたお爺さんが去年の冬突然死んだ事を思い出す

すねこすり「まさか…！それじゃあ母ちゃんが弱っていくのは…俺の所為じゃない！！そんなの信じない！！！」
鬼太郎「待て！すねこすり！」

すねこすりは小さくなり走って行ってしまった