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「じゃあヒョンと同じ大学だったんだ」
「うん、そうなの。ジソンくんもオッパと同じ高校だったんだね」
「そうそう」
人見知りだって聞いたから、誘ったはいいものの会話が続かなかったらどうしよう、なんて思ったけどオッパがいるからか、お酒も入れば割とすらすらと話してくれて。
Aさんジソンさん、なんて呼んでいるのも同い年なのにおかしいよね、となってお互いちゃんくんで呼ぶようになったのだった。
「……てことは、スンミニも知ってるの？」
「おー！スンミナ！知ってる知ってる！」
「へ〜……世間って狭いね〜」
「ね〜」
スンミニからはオッパが高校生のときの話を聞いたことがなかったから、そう言うとジソンくんから「じゃあ教えてあげるよ！」なんて妙に目をきらきらさせていて。
そんなジソンくんにオッパはやめろ、なんて言っていたけど私の知らないオッパを知りたかったからお願い、なんて顔をしてみれば「少しだけね」なんて言ってくれた。
「……なんかヒョンちょろくない？」
「ポテト口いっぱい詰められたい？」
「あーすみませんすみません……」
なんか、新鮮かもしれない。なんというか、いつもはなんだかんだ甘いというか、意地悪されてもからかう程度のものだし、こんなところ見たことなくて。
もしかしたら私の前のオッパと、ジソンくんとか友だちの前では違うのかな、と思い始めたらかわいいなんて思ってしまってちょっとずつ口角が上がってしまった。
ジソンくんの「ヒョンはね」なんて言葉からたくさん話してくれて、隣に座るオッパは恥ずかしいのか耳を真っ赤にさせていてかわいい。
「楽しい？」
「うん、すっごく」
「なら、いいけど」
昔のオッパを知るのはもちろん楽しいし、ジソンくんとの会話も面白いけど、なんかオッパとジソンくん、物凄く距離が近い、ような……
普通、なのかな。向かい合って座ってるのにこれが美味しいだとかこっちが美味しいとかで食べさせてあげたり＿片方だけではなく二人とも＿ジソンくんと茶番見たくなるときにチャギって。
私が本物のチャギなんですけど！なんて思ったけど、まあ茶番だし。なんか、こう……二人だけの、世界みたいな……
……いや、男友だちに何嫉妬してんだろ……嫉妬、なのかなこれは。
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さまゆゆ(プロフ) - 完結お疲れ様+おめでとうございます！あまーい入野を本当にありがとうございました！！ (12月12日 23時) (
レス) @page20 id: f43423a96b (このIDを非表示/違反報告)
elmo(プロフ) - Twitterしたくなくて見れないから、、、いつかここでさくらんぼさんの作品大好きなので読める日を待っています😆✨ (12月6日 18時) (レス) @page20 id: fe6e18ad7e (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - さくらんぼさん» 新作もし書かれるようであればまた拝読させていただきます！ (6月17日 1時) (レス) id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - にこさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜🫶🏻最後までお付き合いありがとうございました❣️ (6月16日 19時) (レス) id: 208005c528 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても面白かったです！ (6月15日 21時) (レス) @page19 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ
| 作成日時：2023年4月4日 0時
