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「お酒飲みたい」
「すぐ酔うでしょ」
「ちょっとだけ、ダメ？」
「……じゃあ、一本だけね」
「やった、ありがとう！」
今日はオッパが夜ご飯を作ってくれるとのことで、スーパーに買い物に来たついでに一本だけ入れて、オッパがいつも飲んでるやつも入れておく。
私が前にまた食べたいと言っていたお肉の料理を作ってくれるらしくて、既にもう楽しみ。
「重くない？私も持つのに……」
「Aに持たせたら指折れそう」
「そんなにか弱くないんですけど！」
「はいはい」
思ったよりたくさん買っていたようで、袋をいくつかオッパが手で持っている。いつも私がなにか持つと言うとああやって言ってくるけど、それがオッパの優しさだとは気づいていて。
ただ、手を繋げないのはちょっとだけ寂しい。
いくら通話をしたりカトクを送っていたりはしたけど、やっぱり久しぶりに会うと話したいことはたくさんで、色んなことを話しながら歩いていればあっという間にオッパの家に着いてしまった。
「オッパの家も久しぶりだ……」
「鍵渡したからいつでも来てよかったんだけどね」
「でも忙しいならゆっくり休んでほしかったから」
私がそう言ったらはぁ、なんて大きくため息をつかれてちょっと驚いていたらぎゅうっと抱きしめられて、私も背中に腕を回した。
見てるだけじゃ分からなかったけど、ちょっとだけ痩せたかも。相当疲れてたのかな、忙しそうだったし……何だか久しぶりの感覚に嬉しくなる。
私の首元に顔を埋めてくるから少しだけすくすぐったい。
「……ずっと、Aのこと考えてた。今何してんのかなとか、ご飯食べたか、ちゃんと寝てるのか、頑張りすぎてないかって」
「うん……私も、オッパのこと考えてたよ」
私がそう言うと嬉しそうに笑って、頭を何度か撫でてからそのまま頬に手がおりてきて何度かキスされる。
オッパの服をぎゅっと握るとそれを離すように促されてそのまま指を絡められた。
「……バイトのことだし、口出したくはないんだけど」
「あ……」
「ジソンイのときも言ったけど……あー……うん、言いたいこと分かるね？」
「分かるよぉ……。オッパ？」
「ん、なに」
「大好き」
「うん、おれも」
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さまゆゆ(プロフ) - 完結お疲れ様+おめでとうございます！あまーい入野を本当にありがとうございました！！ (12月12日 23時) (
レス) @page20 id: f43423a96b (このIDを非表示/違反報告)
elmo(プロフ) - Twitterしたくなくて見れないから、、、いつかここでさくらんぼさんの作品大好きなので読める日を待っています😆✨ (12月6日 18時) (レス) @page20 id: fe6e18ad7e (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - さくらんぼさん» 新作もし書かれるようであればまた拝読させていただきます！ (6月17日 1時) (レス) id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - にこさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです〜🫶🏻最後までお付き合いありがとうございました❣️ (6月16日 19時) (レス) id: 208005c528 (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても面白かったです！ (6月15日 21時) (レス) @page19 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ
| 作成日時：2023年4月4日 0時
