ジョンハンの苦悩2 ページ2
JHside
この屋敷に住むものは皆、Aに助けられた者ばかりなために少しでも役に立ちたいと思っている。そして全員がAの魅力にやられ、慕い、少しでも近くにいたいと考えているのだ。
Aに助けられた12人の男たちは、人も人ならざる者も皆それぞれの役割を全うし協力して生きている。
Aの後ろに控え、たまに話し相手になるこの役割は交代制だ。しかし、Aの直接の命令でどうしても席を外す時があるのだが、そんな時はすぐに誰かが目ざとくその空いた席を埋めてしまうのだ。スンチョリが仕事を押し付けたのもこのためである。
JH「はぁーーーー」
あぁ、競争率の高さに思わずため息がでてしまった。
A「ハ二や、ため息をついて何か悩みでもあるのかしら？今回は少し厄介ってことが不安なの？心配しないで私が守ってあげるから。」
そう微笑んで俺の頭を優しく撫でる。彼女の考える俺の悩みは全くの見当違いだが、甘い言葉と少し煙管を感じる彼女の匂いがふわりと鼻をくすぐりまた胸が高鳴る。
こうやって、恋い慕う相手が呆れるほどにこの気持ちに気づかないことも悩みだったりするのである。
JH「はぁーーーー。」
羨ましそうに見つめていたスンチョルの頭を、愛おしそうに撫でているのが目に入りまた大きくため息をついた。
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アヤノ(プロフ) - ぴっぴさん» ありがとうございます！！頑張ってください！ (2020年8月21日 15時) (
レス) id: bda2bc6210 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - アヤノさん» 楽しんでいただいてありがとうございます！長くなりそうなので、しっかりまとめて更新しますね。もう少しお待ち下さい！ (2020年8月20日 18時) (レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - とても素敵な作品ありがとうございます！！とても面白いです 質問なのですが誰が何の妖なのか教えて欲しいです (2020年8月20日 17時) (レス) id: bda2bc6210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2020年8月17日 2時
