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はちページ8

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今日は入学式

去年まで1番下だったのに先輩になるんだ～！

今日は寝坊しなかったから、通学路が人でいっぱいだった。

てかこれが普通だけどね笑

ふと気がつくと昨日転んだところまで歩いてきてた。

うわぁ、私昨日ここでリノくんにお姫様抱っこされたんだ…

思い出すだけで顔がすっごく熱くなってくのが分かった。

LK「おっはよ！」

『うわぁぁあっ！』

急に想像してた人が真横に現れたもんだから、びっくりしすぎて心臓が飛び出そうになった。

私の声があまりに大きすぎて周りの人にもすごく見られてる。

なんかデジャブ…

『ご、ごめんね、おはよう。』

うぅ、申し訳ない。泣

LK「ううん！次は転ばなくてよかった！」

そう言ってにこっと微笑むリノくん。

か、かっこいい…！
スマートだなー。

LK「あ、せっかくだし一緒に行こ？」

…え？

一緒に？一緒にって言った？

そ、それは2人でってこと？

『え、あの…』

ん？とリノくんが首を傾げて俯く私の顔を覗き込む。

ちょ！ちょっと待って！？

ただでさえ男子苦手なのに、こんなことされたら心臓もたないって！

「おーい！リノ～！！」

げっ！っとリノくんが声のする方向を見て呟いた。

「おいおい！なんだよその顔？せっかく朝から会えたんだし一緒に行こ…って誰？」

もう、昨日からはじめましての人多すぎ！しかも男子ばっかり！！

でもかっこいい人だな…ハーフっぽい？

でもってすごくこっち見てくる…汗

思わずリノくんの陰に隠れる。

それを見たその人は、にやぁっと私とリノくんを交互に見る。

な、何…？

「あっれぇ、そうゆう感じ～？リノやるじゃん笑」

LK「ち、違うって！ただのクラスメイト！！…あ、Aちゃん、この人バンチャン先輩。俺と同じ部活の」

『そ、そうなんだ…』

BC「ふーん？まぁいいけど？笑 Aちゃんっていうんだ！よろしく！」

『よろしく、お願いします…』

おぉ、結構苦手なタイプかも…

BC「じゃあ俺行くから～！ちゃんとAちゃん送ってってやれよ？」

LK「だからそーいうんじゃないってば！」

そう言うリノくんの顔は怒ってるのかほんのり赤く染まってた。

LK「ごめんね。ちょっとテンションが高いっていうか…」

『あ、全然大丈夫…です。』

LK「学校行こっか？」

昨日より余裕を持って家を出たはずだったのにいつのまにか時間はたっていた。

『…うん。』

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