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ごページ5

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CB「A！連れてきたぞー！…って誰？」

『同じクラスのリノくん！朝たまたま一緒に来たの』

CB「そっか！俺はチャンビン！よろしくな！」

LK「よろしく！」

FL「…あの、俺もいるんだけど？」

連れてきたのって男子かよ！

女子の友達がよかったのに～泣

ていうか、チャンビンは私が男子苦手なの知ってるよね？え、嫌がらせかしら？？

でも、めっちゃ綺麗で整った顔。
すっごい低くて聞き心地のいい声。

チャンビン！お前やるな！

FL「俺フィリックス。よろしく！」

そう言うと3人の視線が私に集中する。

え、何この流れ。

私も言う感じですか？

『あ…Aです。』

また俯いてしまう。私の悪い癖だ。

CB「あ～、Aは男子と喋るの苦手なんだよなー。俺は幼なじみだから喋ってるけど笑まあ、慣れたら喋れるもんな？」

ナイスフォロー！ありがとう！

『よ、よろしく、ね？』

俯いてた顔をおもむろにあげる。
にこってしようと思ったけど、顔がひきつってうまく笑えない…

男子3人とも固まってる。

やばい！変な顔しちゃったかも…

それならいっそ笑ってくれたらいいのにー泣

ｷｰﾝｺｰﾝｺｶｰﾝｺｰﾝ

CB「あ…もう時間だな。席つかなきゃ！」

FL「じゃ、また後でな。」

LK「うん！」

リノくんに合わせて私も頷く。

後で…があるかどうかは別として。

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先生の話つまんない…

まあこの話さえ終わればもう帰れるし。

帰ったら何しよっかなー

とか考えてたら、ﾂﾝﾂﾝって何かに背中をつつかれた。

ん？

ユリ「ね！私ユリ！仲良くしよっ！」

わ、すごいかわいい子！フレンドリーだし！

『Aだよ！よろしくねー！』

ユリ「わー！めっちゃかわいい！実はAのこと見たときから仲良くしたいなって思ってたんだ！！よろしくね！」

『え！嬉しい！』

…これが私の特徴

女子とだったら普通に喋れるのに男子となると言葉が詰まってしまう。
世間には男性恐怖症なんて言葉もあるけど、そこまで重度ではない…と思うけど。

なんとか友達作り成功！私なんもしてないけど！笑

あの後ユリと一緒に帰る約束もした。

ユリ「私、用事あるから玄関で待っててー！」

って言われたし玄関行こーって思ってたら

FL「Aちゃん！」

え？呼ばれた？たしか…フィリックスくん、だっけ？

FL「あ、また明日ね！」

『あ、うん！また明日…』

び、びっくりした…

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