「あれ？ここどこ？」「うわ！ここコナンの世界だ！」「え！？うちあまりコナンしらないんだけど！」「大丈夫！私もしらん！」「え…」「「トリップって本当にあったんだ！」」２人がコナンの世界にトリップ！！

49　戸田side ページ49

『う〜ん、蜜柑どうしちゃったんだろう？(はよ気づけ)』

っていうか、沖矢さんが遊園地って…行くんだね

『沖矢さんのところ行ったって、一回しかあった事ないし…』

蜜柑は、無茶ぶりを言うなぁ
案外、沖矢さんの近くまで足を運んだが…

『(いや、なんて声をかければいい？…んん…あ〜)』

普段頭を全然使わない。だから、こういう時どんな行動をとればいいのか分からない
一旦、沖矢さんをスルーする

『あ〜(コミュ障じゃないのに…社交性だと私は思ってたのに…)』

なんて言えばいいのか分からないまま、歩き続ける
フードコーナーに来てしまう

『なんか、食べるものでも持って行こうかな？』

食いしん坊だし、お腹減ってるかな？

歩美「あっ、さっきのお姉ちゃん!!」

この声は…一瞬私が三途の川がガチで見えるところまで追い込んだ人たちではないか

『こ、コンニチハ』

？「…貴方は」

一緒にいるのは…さっきスルーをしてしまった。あのお方です

『アハハ…どうも。そして、失礼し、しま〜す』

そう言いながらﾀﾞｯｼｭする

『無理無理無理無理無理』

そう言いながらね。ハードル高すぎるでしょ!!
適当に建物に入る

『…あ』

店員「いらっしゃいませー!一名様でよろしいでしょうか？」

元気がいい女の女性
というより、強制的に店の中に入らないといけない感じの店に入ってしまった…

『あ、はい』

店員「こちらの席になりまーす」

『有難う御座います』

有馬と蜜柑一緒に食べたい!!

店員「お冷です。ご注文が決まりましたら、お呼びください」

『あ、はい』

なんだろうか？この店…人がいっぱいいるのに、静かだ
全然話をしている様子はないし、ちょっと不自然
知らない人が、私の目の前に立つ

？「すみませんが、ここは貸し切りにしています」

そう言われる。だったら、お冷とか出さないんじゃ？
すると、もう一人の女性が私の目の前に

？「その、言葉じゃわからないでしょ。ごめんなさいね、今ちょっとしたことがあってここを貸し切りにしています。違うフードコートへ行ってくれませんか？」

え？え？何急に…

『あ、はい』

男性と綺麗な女性にそう言われたが、何故だかは分からなかった
だけど、嫌な感じはした

『分かりました。スイマセン、貸し切りにしていたなんて』

女性「いえいえ。こちらこそ、申し訳ないわ」

そう言って、私は立ち去る。

『あの女の人って(刑事じゃなかったっけ？)』

50 火花side→←48 火花side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す