「あれ？ここどこ？」「うわ！ここコナンの世界だ！」「え！？うちあまりコナンしらないんだけど！」「大丈夫！私もしらん！」「え…」「「トリップって本当にあったんだ！」」２人がコナンの世界にトリップ！！

3　戸田side ページ3

体がじわじわ、消えていく最後に聞こえたのは蜜柑の力強い言葉だった
…そして、気を失った

『んんっ…？ココハﾄﾞｺｯ!?』

バッと横を向くと蜜柑が私の肩に頭をのせている

『えっ…蜜柑!?』

と、ちょっと大きな声で言う

「うるさい!あ〜、耳がキンキンする」

と言いながら、耳をふさぐ蜜柑

『(酷い)そんな事より、ここ何処!?』

と、喋ると蜜柑が冷静にあたりを見合わす

「心配してくれたのは嬉しいんだけどさ？…てか、私達を結構見てるんだけど」

『(勝手に、私の心を読むな)…ん？』

そう言われ、私も気づく。座っているのは公園によくあるベンチだ
周りの人は、多分私のうるさい声に注目したんだろう

『アハハ、失礼しまーす…』

静かに言ってお手洗いの方に蜜柑を連れて行く

「ねぇ、ユリどういう状況？」

『それは、こっちのセリフじゃぼけぇ』

「(そういえば、アイツ誰だったんだ？アイツのせいでこうなったんだよね？)……」

…なんか、心が読めるのかな？蜜柑の考えてることが分かるんだけど

『ねぇ、アイツって誰？』

そう聞くと、蜜柑は「ﾌｧｯ!?」っていう顔をしている(どんな顔だよ)

「なんで、それを!?」

『ふふん♪長い時間一緒にいるんだから当たり前でしょ!ﾄﾞﾔｧ』

「ドヤ顔うざい。そして、やめろ…怖いわ〜」

『それ言ったら、自分も怖いわ!!』

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