第一話其の壱 ページ4
――文ストside――――
此処は武装探偵社。
一般の警察や軍警にも解決出来ない荒事を専門とする、
『異能力者』が揃った武装組織である。
A「あの、調査員の皆」
在る昼下がり、探偵社事務員の私は在る依頼を手に、社の皆さんに呼びかけていた。
太宰「如何したのだいAちゃん、ようやく私と心中する気に成ったのかい!?」
国木田「コラ太宰!Aさんが何か云おうとしているのを遮ってなんだ貴様は!!」
A「ほら国木田くん怒らなくて良いから…。あと太宰くん?一応私君より年上だからね??」
敦「…あの、Aさん?それで、言い掛けてた事って…??」
A「そうだった!ほら、君たちに依頼だよ」
谷崎「依頼…ですか?」
乱歩「どんなのだい?」
A「ええと…。『最近突然街中で重傷を負う市民が急増、その原因を突き止めて欲しい』…軍警さんからの依頼ですね」
与謝野「へえ、それは楽しい事件じゃないか」
谷崎「あ、の与謝野女医…、関係ない方まで巻き込む気満々ですよね…?」
賢治「矢っ張り与謝野女医って凄いです!」
敦「賢治くんまで…。」
――そんな和気藹々とした探偵社の空気とは別に、私は此の依頼について思い当たることがあった。
A「…ハンドシェイカー、か」
誰にも聞こえないくらいの声量で私は一人呟いた。
―――そんな私を見ている者が一人だけ居たことに、私は気付かなかった。
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すず(プロフ) - うわぁぁぁぁ!!まさか、文ストとハンドシェイカーの小説を書いている人がいると思ってませんでした!ありがとうございます!個人的なリクですが、新双黒がハンドシェイカーってのもいいですけど、旧双黒もハンドシェイカーってのもみたいです。 (2019年8月8日 22時) (レス) id: 7e02cb7fdb (このIDを非表示/違反報告)
小春(プロフ) - 炭酸水さん» うおっ、コメント有り難うございます!そんな、文が上手なんて…。更新頑張りますね! (2017年3月25日 14時) (レス) id: 68b3be5c19 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸水(プロフ) - すごく続きが気になります!!!どっちも大好きなアニメで、文の書き方もすっごく上手で………… 更新、まってます!(´▽`*) (2017年3月24日 22時) (レス) id: 880e5c3f50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春日和 | 作成日時:2017年3月17日 1時