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煉獄家の方々は皆さま当然ながら前世の記憶などお持ちでなかった
始めは彼らを「母上、父上」と呼んでいいものか悩んでいたが
ふと「母上」と瑠火さんに声をかけると
彼女はバッと驚いたように すぐさま私の言葉に反応し振り返った
そして心底喜んでくれた
「こんなに可愛い息子と娘ができて 母は幸せです！」とぎゅっと抱き着いてくれた
もちろん私は第二の母でいいと
「今まで生まれ育ててくれた母上の事も忘れずにいてくれてよいのですよ」と
それにも とても私は暖かい気持ちになった
槇寿郎さんについても「父上」と呼んでみると
彼はぐっと何やら思うことがあるのかじっと・・・ しばらく自分を見つめていた
嫌だったかな？と不安になると「娘もいいな」と彼がボソリと告げ
その大きな手で私の頭を豪快になでて、そのまま肩車をして私と庭で遊んでくれた
(正直鬼殺隊の頃の酒浸りの彼の記憶もあるので
瑠火さんが生きていた頃はこんな感じだったのかと 少々驚いた)
結論、二人とも厳しくも優しい素敵な親である
養子である私を二人は杏寿郎と変わらず 本当の子供のように愛を注いでくれた
何故こんなによくしてくれるのかと不思議にも思ったが
そういえば杏寿郎も昔、私が拾ってきたみなし子の子供らにも同じように
接してくれたことを思い出す
愛が広く、深い一族なのだと彼らを見ているだけで心が温まる
ゆえに杏寿郎が”私”に関わったことで”ゆがんでしまったのか”と
懺悔したくなる気持ちにもなった
彼は”私”が絡むと 我を忘れてしまう時があった
例が前の前世である
人をさらったりなんてこと・・・
鬼殺隊の頃の正しくあろうとした彼ならば しなかったことではないかと思う
私はまだ1歳の杏寿郎を抱っこして庭先を散歩する
すやすやと安心したように杏寿郎は眠っていた
瑠火さんには
「杏寿郎は私に抱かれるよりも Aに抱かれている方がおとなしいわね」と
最近言われるまでにもなった
「・・・」
スヤスヤと腕の中で眠る彼を見つめる
今度こそはと彼を思う
元の・・・ あの頃の”杏寿郎”に・・・
いや、正直鬼殺隊の頃のあなたも結構周りに”私の事で”迷惑をかけていたらしいので
今回こそは ”まっとうに！”と
私を姉と！！
お姉ちゃんと！
恋愛でなく家族愛として！！と
杏「すやぁ〜ｖｖｖ」
「・・・うん、可愛いｖｖｖ」
槇「瑠火、カメラ」
瑠「私が撮ります」
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ソラノ(プロフ) - あ、このページでは冨岡さんでさせないですね。2ページ目行くと思うのでそちらのほうから冨岡さん出していこうと思います。すいません (2021年5月13日 22時) (
レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ニャン寿郎ｖｓ人間の恋人（冨岡さんなど）バージョンも面白そうですよね。幽霊ネタも描きたいし、でもまだ弟ネタも鬼殺隊ネタも終わっていない現実（汗）アニメ二期もありますし気長にやりますね〜←まて (2021年3月18日 13時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - wwww (2021年3月18日 13時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
蒼き雪の狼(プロフ) - それ、いいっすね。 (2021年3月17日 23時) (レス) id: a80717de67 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - すいません（笑） (2021年3月17日 20時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2020年12月13日 9時
