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私は取り入れた洗濯物をたたみながら
今日学校の机の引き出しの中に入っていたお菓子の事を考えていた
あのお菓子は誰からだろうか？
今年、というか、今年も家族以外の誰かにバレンタインのチョコを
渡した覚えはない
ということは あのお菓子は義理？ それとも本命？
何かのお礼という可能性もある
女友達がこっそり机の中にしのばせ、後日「どうだった？」と悪戯交じりに
聞いてくるということもありそうだった
もしかしたら袋の奥に他にメッセージがあったかもしれない
私は洗濯物をたたみ終え、とりあえずあの袋を開けてみようかと部屋に戻ることにした
しかし部屋に入るとすぐにその場に固まる
「ん？」と首を傾ける
机の上に置いておいたはずのソレが・・・ ない！！！
「あれ？」
私は机の下やら周りを見る
ふと、部屋の窓が少し開いていることに気がついた
先ほど窓など開いていただろうか？と 窓の方を覗き込もうとした時
『姉上？』
「！」
後ろから声が聞こえ、振り返ると部屋の外に杏寿郎がいた
彼は不思議そうに「何か探しているのか？」と聞いてきた
私は今日学校でお菓子をもらったことを何とも思わず 弟の彼に報告した
彼は「それはよかったな！」といつものデカボイスでお祝いしてくれる
それに「ありがとう」と笑顔で答え、再び部屋の中を探し回る
『で！そのお菓子は誰からもらったものなのだろうか！？』
「ん？ いや、それはわかんないかな。私宛のカードしか見てないし」
『・・・
では！ それは一体 どこにあったものなのだろうか？！』
「え？ あ、うん、学校の私の机の引き出しの中だよ」
お菓子を探している最中「俺も探そう！」と杏寿郎も一緒に
部屋の中を探してくれた
が、その間 色々とお菓子の事を質問される
『今年のバレンタインは家族以外に誰かに渡したのか』とか
『本当に誰にも渡していないのか？』とか
『チョコ以外にアメなども渡していないか姉上？』とやけにしつこく追及された
ちょっとシスコンをこじらせぎみだろうか？と杏寿郎の今後の未来を心配していたら
「これだけ探してないのであれば 猫が持って行ったのではないだろうか！？」と
いつものデカボイスが部屋に響いた
私は「え？」と声の主の杏寿郎を見る
そして彼が窓を見たことから、私も自然と窓へと視線を向けた
え？
ネコ・・・？ え？
”野良猫？？？”
『・・・・・・・』
。
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ソラノ(プロフ) - あ、このページでは冨岡さんでさせないですね。2ページ目行くと思うのでそちらのほうから冨岡さん出していこうと思います。すいません (2021年5月13日 22時) (
レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ニャン寿郎ｖｓ人間の恋人（冨岡さんなど）バージョンも面白そうですよね。幽霊ネタも描きたいし、でもまだ弟ネタも鬼殺隊ネタも終わっていない現実（汗）アニメ二期もありますし気長にやりますね〜←まて (2021年3月18日 13時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - wwww (2021年3月18日 13時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
蒼き雪の狼(プロフ) - それ、いいっすね。 (2021年3月17日 23時) (レス) id: a80717de67 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - すいません（笑） (2021年3月17日 20時) (レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2020年12月13日 9時
