まだまだ鍛錬不足です 番外or短編【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

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”いい子は早く寝ましょうね？”



私は彼の言葉に何度もその言葉を脳内で繰り返す



「これが夜這いか？ 接吻などするのではないのか？ 口吸いとは？？？」



一体どこからその知識を授かってきたのだろう？

決して煉獄家からではないことを祈りつつ
「いい子は早く寝ましょうねｖ」と笑顔でただただ対応する



　うん・・・ 早く 寝て！！！



「A・・・ 俺ではダメなのか？」


　「・・・」


「あの冨岡とかいう者がいいのか？」


　「？？？」


彼の中で冨岡さんが一体どういう立ち位置なのかわからないが
冨岡さんは私にとってあなたと同じく上司だ

違うとしたら鬼殺隊に入る前から彼にはお世話になったことがある事くらい


・・・それと



「・・・」



彼はどことなく・・・ ”父”に似ている


そこにどこか・・・



　懐かしさを感じる



傍にいるとほっとする

だが安心すると同時に泣きたくなることもある



　 ”私にはもう父も母もいない”



「A」

名を呼ばれ我に返る

ちゅっと唇に何かあたった

キスだとわかり驚いた


　・・・え？ いや、まて！

　今のは ノーカンで！！！(大汗)


「俺は強くなる。 君を必ず守る男になると約束する！

　だから・・・ 待っててくれ！」


そう言って首元に抱き着かれた


私の顔は今 真っ赤である


　 いやいやいや、 ノーカン ノーカン！

　 今のはノーカン！ 不可抗力！！


いったいどうして本当に何故ここまでなつかれたのかと謎である


明日の朝には彼はもとに戻っているだろうか？

そして今の事を覚えていたりするのだろうか？

「責任をとる」とか言い出しそうで、いやいやないない！と首を振る


　 きっと忘れてるよねっ！ 忘れててっ！！！(必死)


「A」

「・・・なんだろうか(頭が痛い(汗))」


　「・・・契りを・・・ かわしたいのだが？？？」


「契りとはどういうモノだろうか？」と聞いてきた


　うん、待て 子供！

　炎柱様の子供時代は一体どんなものだったのかと本気で頭が痛いぞ？


いや、もしくは微妙に大人の頃の記憶やら知識が残っていて
こんなことを言っているのかもしれない


私はおちつけとばかりに彼の肩に優しく手をおいた

「そういうのは 大事な時までとっておこうね？」

優しく微笑む

「むぅ・・・」



今まででこれほど子供に対し、必死になったのは初めてである


(さすが子供とはいえ炎柱様・・・ 行動が読めない(汗))

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