まだまだ鍛錬不足です 番外or短編【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

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その後、彼が声を殺しながら泣いた


　男子たるもの大声で泣いてはいけないとかいう教育でも受けているのだろうか？？？


名家って大変だなぁと「私の前じゃ我慢しなくて大丈夫だよぉ？」と彼の髪を
おちつくまで何度もなでる



　油については本当に彼のせいではない

　あんな周りの空気を揺るがすような芸当・・・



　 まさか子供の彼とて できるとは思わなかったろう



　本当に大惨事にならなくてよかったとほっと息をつく

　彼が炎まで出さなくて本当に助かった



　(一歩間違えば大火事になるところでした(汗))



怒る場所は考えねばいけないなと 反省するのはこちらの方だ




「嫌いじゃない？ 俺の事・・・ Aは本当に ぐすっ・・・

　俺の事嫌いになってないか？？？」


「うん、嫌いじゃないよぉ〜♪(それにしてもめちゃくちゃ可愛いのだが 炎柱様？？)」


「じゃぁ結婚するぅ〜、 ぐすぐす」


「あ、それは無理」




　「うああああああああああーーーーーーーーーーっ！！！！！」



　Σ ！！！



ああ・・・ やばい・・・


　鼓膜が破れそうです(汗)




いきなりの大声量！！！




　なんで！？

　え？


　Σ なんでなの！！？



彼の瞳からいくつもの大粒の涙が流れ出て泣き止まない

「すまなかった すまなかった」と彼に何度も謝られ、よしよしと彼の頭を必死になでる！





数分後、やっと彼は泣き疲れて眠った

さすがに私も疲れた
服も彼の涙でびしょびしょである(汗)

お風呂に入りたいなぁと思い、そういえば彼はお風呂はどうするのかと考える

さすがに一緒に入るわけにはいかないだろう



こうしている内に蝶屋敷の方々が夕飯の準備までしてくれていた
本当に頭があがらない(汗)

しのぶさんには「もともとは私のせいですから」と逆に謝られるが
自分の失態に正直落ち込む

夕飯の匂いにか杏寿郎君も目を覚まされた
私に抱っこされているのを確認すると、またぎゅっとすり寄ってくる


　・・・本当にこのままでもいいんじゃないだろうか？


し「Aさん？」(ニッコリ黒笑顔)


　Σ 嘘です！ 冗談です！ だから心は読まないでください！！！(汗)



その後の杏寿郎君はおとなしかった
私の膝上でご飯を食べるのは昼と同じだが「わっしょい」と叫ぶわけでもなく
(まぁ、お芋料理は少なかったが)

お風呂もちゃんと蝶屋敷にいた男性の方と入り、眠る際も蝶屋敷の方に
おとなしく連れられて行った

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