三十 ページ30
彼のドス黒い声に再び私の体はこわばった
先ほどまでの行為を思い出し 顔が青ざめる
それに気づいた女の子が すっと優しく抱きしめてくれた
あ・・・ あったかい(ほっとする)
「っ！A、俺以外を見るな。触れるな。呼ぶな。 殺すぞ！ 離れろ アシリパ！！」
「おい クソ尾形！ アシリパさんに なんて口の利き方してやがる！！？」
「やかましい！！ 関係ない奴らは 帰れ！！」
尾形さんのイライラがピークに達している
いや既に ピークなんて超えているのかもしれない
怖い・・・ 怖い・・・ でも しっかりしないと
逃げ場など・・・ 今後きっとないだろう
彼は陸の上でも 追いかけてきてしまう
だから・・・
「尾形！！ だから こういうことは順序が大切だと言っているだろう！！
こんなに怖がらせてしまって」
「だから順序を踏んで 胸をも「うぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ」
バキッ！！
傷のある人魚さんが その先を言わせないよう 再び尾形さんを殴ったようです
ちょっと心の中で「ざまぁっ！」と思ったりしました
「もう〜 落ち着こうよ 尾形ちゃん♪ ほら！ こんなに彼女への貢ぎ物
用意したんでしょう？
仲直りしたくて頑張ったのに これじゃぁ嫌われるだけだよぉ〜？」
・・・貢ぎ物？
白石さんの言葉にふと アシリパと呼ばれた女の子の胸から 顔をそっと上げる
あらためて見渡すと ここはどうやら島らしい
だが それほど大きくもなさそうだ
何やら テントっぽい小さな家らしきものと その中に見覚えのある布団
(もしかして ここ 白石さんが言っていた島？？？)
その周りを見ると魚やら海藻やらサンゴが 綺麗にかつ丁寧にドッサリ置かれていた
見たことのない魚もいくらかあって、つい目を奪われる
・・・どこの魚だろう？
「ねぇ 尾形ちゃん・・・ きみ、海の反対側までいったの？」
その珍しい魚たちを見ていたら あらためて白石さんがちょっと 呆れたようにつぶやいた
それに尾形さんが ちょっと気恥ずかしいのを隠すように 髪をなでる
「やかましい！ こんなもんでこいつが釣れるんなら やすいもんなんだよ！！」
・・・もしかして これ全部 私に貢ごうとしていたの？
これを集めてて 今日は周りにいなかったってことだろうか？
というか釣るってなんだ(汗)
珍しい魚たちを遠目で見ていたら 尾形さんと目が合った
思わず目をそらしてしまった
「っ！！」
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ソラノ(プロフ) - すいません。仕事で 指 突き指して打つの遅いです。更新ちょっとお待ちを（汗） (2019年2月16日 3時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 3章がだいたい話決まっていたのですが、ちょっと後半かえようかどうしようか迷い中。一回ヒロインと喧嘩別れして 嫉妬やら何やらで狂いまくる尾形も描きたい（おちつけ） (2019年2月1日 2時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 明日名古屋に行くので更新遅れます。とりあえずツイッターに今尾リパばかり書いてます。そっとは落ち着いたのでとりあえず、後1つネタＵＰしたら こっちに戻る予定です (2019年1月18日 10時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ツイッターを最近「フォロー」してくれた人のみ見れる形にしようか考え中。そしたらエロ絵も普通にＵＰできると思い始めた（おい）どうしようか色々考える・・・う〜ん？？？ (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 三章も書き始め、100Ｐ超えますね。あときわどいなぁ・・・と思う所？（Ｒ18）は別Ｐで作る形にしようと思います。Ｒ18ってどのあたりまでならＯＫなのか手探りですが、Ｒ18つけていないのはごまかしごまかし書いていく予定です (2019年1月16日 18時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2018年12月9日 23時
