二十八 ※ちょいエロ有 ページ28
ああ・・・ 本気だ。 彼は今本気で 私を食べようとしている
しかも それは 怒りからくるもので 今の私には抵抗するすべがないのだ
自分のふがいなさが悔しかった
どうしてこんなことになったのか考える 考える
男の目が黒くよどんでいる
その瞳がじっと私の瞳をのぞいて逃がさない
その瞳にさせたのは自分だということは わかっている
−− これは・・・ ”嫉妬”だ
白石さんと仲良くしていたから？
だけど どうして ”ここまで”？？？
私とあなたは会って それほど立っていないじゃないか
私はあなたの事を ほとんど知らない
貴方だって そうじゃないの？
どうして そこまで ”私”を・・・？？？
「力を抜いておけ」
耳元で彼が小さくつぶやいた
それが彼の最後の優しさなのかもしれないと思うと ぞっとする
思わず強く目を閉じた
正直彼が人魚であることから その手の行為は無理だろうと思っていた
私だってどうやって子供が生まれるかくらいは知っている
だがそれは人間同士の話
でも彼の下半身は魚であって・・・
前の時よりも さぐるように私の上で彼が動き出す
再び耳元で優しく名前を呼ばれた
少し彼の息が荒い
瞳を固く固く閉じる。 男の唇が瞼を這う
私の腕から男の手が離れた
開放してくれるのかと一瞬期待するが、次には胸を押し包むような感触に気が動転する
思わず目をあけると 自分の胸の上には彼のたくましい手のひらが・・・
それはゆっくりと快感を引き出すように動き出す
「っ！ まっ・・・」
「A」
熱い熱い視線が じっと自分を見下ろしていた
もうダメかと思った矢先−−−
「もう〜 尾形ちゃん 無理やりは嫌われちゃうよぉ〜♪」
「！？」 「！！？」
ガッ！！！
聞き覚えのある声がした
その後 目の前から尾形さんが 消え・・・た？
いや 誰かに殴られてふっとんだ
・・・え？ ダレに？
「え？」
「尾形ぁぁぁぁーーー！ 女性には優しくしろぉぉぉーーーっ！！
(アシリパさんに何見せとんじゃぁぁぁぁ！！)」
−−−え？(誰？？？ 知らない人魚？)
海面からこの場にそぐわない笑みを作って「大丈夫？」と首を傾ける白石さんと
知らない人魚が二人・・・
一人は顔に傷のある尾形さんと同じ・・・ いや尾形さんより体格がいい
体中に傷のある男の人魚と 見た目は10代前半くらいの女の子の人魚がいた
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ソラノ(プロフ) - すいません。仕事で 指 突き指して打つの遅いです。更新ちょっとお待ちを（汗） (2019年2月16日 3時) (
レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 3章がだいたい話決まっていたのですが、ちょっと後半かえようかどうしようか迷い中。一回ヒロインと喧嘩別れして 嫉妬やら何やらで狂いまくる尾形も描きたい（おちつけ） (2019年2月1日 2時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 明日名古屋に行くので更新遅れます。とりあえずツイッターに今尾リパばかり書いてます。そっとは落ち着いたのでとりあえず、後1つネタＵＰしたら こっちに戻る予定です (2019年1月18日 10時) (レス) id: 340c9221f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - ツイッターを最近「フォロー」してくれた人のみ見れる形にしようか考え中。そしたらエロ絵も普通にＵＰできると思い始めた（おい）どうしようか色々考える・・・う〜ん？？？ (2019年1月17日 2時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 三章も書き始め、100Ｐ超えますね。あときわどいなぁ・・・と思う所？（Ｒ18）は別Ｐで作る形にしようと思います。Ｒ18ってどのあたりまでならＯＫなのか手探りですが、Ｒ18つけていないのはごまかしごまかし書いていく予定です (2019年1月16日 18時) (レス) id: cf0cfa8257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2018年12月9日 23時
