今日:17 hit、昨日:10 hit、合計:214,411 hit
小|中|大
あなたの隣 14 ページ40
プルルプルル
(電話?)
小笠原茉由
「もしもし。
なに?こんな時間に」
ーーーーーーーーーー
「こんなとこまできて、なんのよう?」
「話がある」
「結婚の話なら絶対しな「昨日、彩ちゃんが俺に会いに来た」
「えっ?」
「先輩をよろしくお願いしますって泣きながら、頭を下げてきたよ」
「っ…」
「美優紀、あの子は前に進もうと努力してる」
「うん、分かってる。
私は逃げてばっかりや。
…なぁ茉由、私はアンタと結婚する気はない」
「わかってるよ」
「だから、出発前に付き合ってくれへん?」
「ん?」
「実家に帰って、ちゃんと話す」
「やっとか」
「ごめんね」
「謝んな
俺、モテるし?
美優紀よりもええ女、すぐ見つけるから」
「茉由に狙われる女は、大変やな」
「そうか?w」
「そうよw」
「はははwなら、またな」
茉由はそう言って去っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
41人がお気に入り
41人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハル | 作成日時:2015年12月22日 23時