91 ページ18
急いでナースコールを押し、先生が来るのを待った。
その間、さかたんは目が虚ろなAくんを見つめて、
坂「大丈夫。」
とずっと言ってた。
先「失礼します。少し見させてもらっていいですか?」
坂「はい。あ、そうだ。自分、○○総合病院で看護師をしています坂田と申します。」
先「分かりました。何かあった時にすぐに対応できる人が居ると心強いです。」
先「杉浦さん、ちょっと喉を見してください。」
風邪の時にするみたいな喉の見方をして、頭を捻った。
先「見た感じ、何も無かったのですが、少し心配なのでMRI検査をします。今から用意してくるのですこし待っていてください。」
ま「Aくん……。なんで相談してくれなかったの……?」
一瞬まふの目を見て、
机の上にあったスマホを取って
【なんで教えないといけないの?】
と文字を打って返してきた。
坂「急にあんな動画出してさ、急に居なくなって、心配しない訳ないでしょ?」
なんでみんな俺に関わるの?
言えるわけがない。
言ったら全て壊れる。
幻滅される。
また、見捨てられる。
また誰も居なくなっちゃう。
Aくんは
ずっと虚ろな目をして首を振り続けていた。
その目は、廉のいじめにあっていた頃の目と
、
、
瓜二つだった……。
615人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
よにん - 続き見たい……応援してます (2020年6月21日 19時) (レス) id: 3491a11aac (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - にとりさん» ありがとうございます。今、新しい作品を作っているところです。 (2020年1月9日 22時) (レス) id: 5aaaf7b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
にとり - こんにちは、作者さん。私は作者さんのこの作品がずっと好きでした。ずいぶん前にもコメントしましたが前の名前を忘れてしまいました。とてもとても大好きです。いつか戻ってくるのを待っています。 (2020年1月7日 19時) (レス) id: 0ceb643d74 (このIDを非表示/違反報告)
猫魔 - でそして私はそのままショックを受け続けその噂は終わらずわたしは誰も信用できない状態です。誰が私の気持ちを抑えてくれませんか。長文失礼しました。 (2019年12月20日 21時) (レス) id: 57a17a9ab2 (このIDを非表示/違反報告)
猫魔 - 初コメ失礼します。作者かこれを見ている皆様に相談です。私はある女の子といつも一緒に乗り越えていくそんな中でした。だけどそんなある日ある女の子の噂をする子がいて私に言ったんです。『あの子はね。猫魔ちゃんのこと裏切るつもりだよ』と言われました (2019年12月20日 21時) (レス) id: 57a17a9ab2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紬瑠璃 | 作成日時:2019年4月9日 17時