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もう、どれくらい歩いたんだろ。
脚がガクガクしてきた。
行く宛も無く、ただ歩いていた。
意識が朦朧としてきた。
沢山の人が行き交う。
もう、全部諦めていいかな?
罪を償うなんて、もう辞めたい。
誰も助けてくれないのに助けを求めている。
そんな自分が大嫌い、
ここ2日、何も食べてなかったから餓死しそう。
東京は冷たい人が多いんだね、
、
あぁ、なんでカッター落としちゃったんだろ。
血を見たい。沢山の血を見たい。
あわよくば死にたい。
、
路地裏に入った。
無意識に刃物を探していた。
、
『……あぁ、あったぁ。』
見つけたのは錆びた包丁。
でも切れ味は良さそう。
包丁を手に取って腕に押し当てる
ピッとスライドさせると血が出てくる。
『もっと、、、』
1回切ってしまうと我慢が出来なくなる。
もう一本、もっと深く…。
今さっき切った傷をもっと深く抉る。
あぁ、これで………………
、
、
、
やっと、死ねるかな?
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よにん - 続き見たい……応援してます (2020年6月21日 19時) (レス) id: 3491a11aac (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - にとりさん» ありがとうございます。今、新しい作品を作っているところです。 (2020年1月9日 22時) (レス) id: 5aaaf7b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
にとり - こんにちは、作者さん。私は作者さんのこの作品がずっと好きでした。ずいぶん前にもコメントしましたが前の名前を忘れてしまいました。とてもとても大好きです。いつか戻ってくるのを待っています。 (2020年1月7日 19時) (レス) id: 0ceb643d74 (このIDを非表示/違反報告)
猫魔 - でそして私はそのままショックを受け続けその噂は終わらずわたしは誰も信用できない状態です。誰が私の気持ちを抑えてくれませんか。長文失礼しました。 (2019年12月20日 21時) (レス) id: 57a17a9ab2 (このIDを非表示/違反報告)
猫魔 - 初コメ失礼します。作者かこれを見ている皆様に相談です。私はある女の子といつも一緒に乗り越えていくそんな中でした。だけどそんなある日ある女の子の噂をする子がいて私に言ったんです。『あの子はね。猫魔ちゃんのこと裏切るつもりだよ』と言われました (2019年12月20日 21時) (レス) id: 57a17a9ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紬瑠璃 | 作成日時:2019年4月9日 17時