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どうやって帰ったか分からない。
雨の中ひたすら走っていたのは確か。
頬から流れてるのが涙だか、雨の水滴かも分からない。
ーーーガチャ。
「あれ？A帰ったのー…って！！どうしたの！！びしょ濡れじゃん！！！！」
奥の方からドタドタと私に駆けつける。
A「…っ、美咲姉ちゃん…」
お姉ちゃんの顔を見たらほっとしたのか、ボロボロと涙が出てしまう。
美咲「……。
ーーー先にお風呂入りな」
・
・
大学、桑木さんの喫茶店と並んで今住んでいるアパートも、そう距離感なく近い。
１人暮らしはしていない。
ほんとはしたいんだけど、耳の事もあるので、姉と、２人暮らし。
美咲姉ちゃんはバリバリのキャリアウーマン。仕事が忙しくて帰ってこない日もチラホラ。
私と違って背は高いし、足長いし、美人さん。
ーーーブーー…、ブーー…
メール…。
ーーーPi
A「………」
美咲「はいよ〜、雑炊だよ。あったまるよ〜」
A「………」
ーーートン、トン
美咲「A？」
・
・
A「私…もう１回、頑張ろうとしたの」
美咲「…え？」
A「ーー…恋…」
美咲「……」
そう言うと、お姉ちゃんは悲しい顔。
あの時の事はお姉ちゃん、知ってるからな…。
A「…でも、ダメだ。ううん、きっとダメ…っ…ハハっ…」
空笑い。
だって笑うしかないもの。
ユチョンさん、きっと引いたよ。
てか、私だけ、１人浮かれて盛り上がって、パニック起こして…っ。
ーーートン、トン
美咲「相手に言ったの？」
A「え？」
美咲「相手に、ちゃんと、言った？自分は、耳が不自由な事、ちゃんと、言った？ちゃんと、好きだって事、気持ち、伝えた？」
私が分かりやすく、ゆっくり喋る。
A「……っ」
美咲「A、私いつも言ってるよね？相手にはちゃんと言葉で言わなきゃ分からない事もあるって。
Aは過去の事があるからコワイと思うけど、それは『逃げてる』になるんだよ」
ビール片手に真剣な目で話すお姉ちゃん。泣きそう…。
こんなにも、いつも私の事を自分のように考えて、悩んで励ましてくれて。
父さんが死んでから『私が父さんの分まで頑張る』と言って仕事に明け暮れてる毎日。
もう３０なのに…。もっと、普通に仕事して恋愛して結婚とか、考えてほしいのに。
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瀬戸 明(プロフ) - ricoさん» 【rico様】萌え萌えして下さって有難うございます〜^ ^←ユチョンにこんな事言われたらたまらないですよねww (2012年11月28日 23時) (
レス) id: 1962557df1 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸 明(プロフ) - ぴーちさん» 【ぴーち様】やっと２人とも、想いが伝わりましたwwあ、ジュンちゃんでもOKでしたか？^ ^笑 (2012年11月28日 23時) (レス) id: 1962557df1 (このIDを非表示/違反報告)
rico(プロフ) - ご無沙汰してます。ｼﾞｭﾝｽの素の優しさにﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜﾝしてたんですけど…やっぱ真打ちﾕﾁｮﾝに心臓ｷｭｰﾝ!(//∇//) 「俺と、ricoさんの【恋】…しよう？」なんて究極の口説き文句じゃないｽか!もう萌え死にそうですっwww更新ｺﾏｳｫﾖｰ☆ (2012年11月25日 9時) (レス) id: da4cd468f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - ユチョン(涙)存在を全部認めてくれて丸ごと包んで二人色の恋を初めようだなんてあったかいですね*^^*でも・・・あたし個人はジュンちゃんでもオッケーよ♪笑 (2012年11月25日 3時) (レス) id: affafb447a (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸 明(プロフ) - ぴーちさん» 【ぴーち様】まさかのトンペン^ ^wwそうだね。これは恩返し以上の事をしなきゃだね！笑 (2012年11月17日 2時) (レス) id: 1962557df1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瀬戸 明 | 作成日時：2012年9月30日 21時
