32 ＊YUCHUNside＊ ページ33
JJ「なんか…、変だったよねAさん」
ボソッと言ったヒョンの言葉に納得した。
チャンミン、ジェジュイヒョン、俺の３人のときは普通だった。
でもユノヒョンやジュンス…、彼女たちが来てからは明らかに様子がおかしかった。
女優さんとかいたから緊張してるのかな、とか思ったんだけど。
どんどん、辛い顔になっていく君。
ーーーどうしたの？知らない間に俺、傷つけちゃった？
ーーーでも、いつ？
YC「ヒョン、俺…なんかしちゃったかな…。なんで、あんなに…泣いてたのかな…」
YH「ユチョン…」
JJ「ーー…あのさユチョン、もしかしてAさん…」
YC「え？」
ーーーガチャ…
むつかしい顔していたジェジュイヒョンが言いかけた時、奥の方からさっきの男性が戻ってきた。
YC「…あの」
亮「すみません、急にこんな…」
YH「Aさん、大丈夫ですか？具合わるかったんですか？」
亮「ーー…いえ、その…」
そう、ユノヒョンが聞くと彼は苦しい顔をしていた。
ーーーなんだ？
亮「本当は、俺からじゃなくてAの口から言うべきなんですけど…。
ーーー彼女、耳が不自由で…きこえないんですよ」
YC「……、え？」
きこえ…、ない？
一瞬、彼の言葉が理解できなかった。
YC「え？でも、普通に会話…」
亮「補聴器で音を拾ってるんです。あとは口元で読んで…。
彼女、中途なんで言語の発音は出来ます」
ーーーホチョウキ？ チュウト？？
亮「もっと早く言うべきだった。でも怖かったみたいで、なかなか…」
ーーー彼の言葉が耳に入ってこない。
ーーー俺…彼女に、なにをした？
携帯の番号…、渡して。
彼女、出来ない…かけられないって言って…。
人の顔をジッと見るのは、口元、表情をよく見るため…。
ーーー【口元見れば分かります。綺麗な発音ですよ。いっぱい勉強なされたんですね】
YC「…っ」
ーーー【あははっ、Aさん、めっちゃ濃いので苦くしてあげて】
ーーー【何言ったんですか？Aさん困ってますよ？】
ーーー【なーんでもないよ！ね！！】
ーーー【……はい…】
あの時、内容分からなかったんだ。
だから、あんな…、悲しい笑顔で…。
ーーーなにしてんだよ…っ。
ーーーなんで、気づかないんだよ…。
目を瞑り、唇を噛んで強く拳を握る。
彼女と一緒にいられて、浮かれてた。
バカだ。
きっと、辛かったよ…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瀬戸 明(プロフ) - ricoさん» 【rico様】萌え萌えして下さって有難うございます〜^ ^←ユチョンにこんな事言われたらたまらないですよねww (2012年11月28日 23時) (
レス) id: 1962557df1 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸 明(プロフ) - ぴーちさん» 【ぴーち様】やっと２人とも、想いが伝わりましたwwあ、ジュンちゃんでもOKでしたか？^ ^笑 (2012年11月28日 23時) (レス) id: 1962557df1 (このIDを非表示/違反報告)
rico(プロフ) - ご無沙汰してます。ｼﾞｭﾝｽの素の優しさにﾎﾟﾜﾝﾎﾟﾜﾝしてたんですけど…やっぱ真打ちﾕﾁｮﾝに心臓ｷｭｰﾝ!(//∇//) 「俺と、ricoさんの【恋】…しよう？」なんて究極の口説き文句じゃないｽか!もう萌え死にそうですっwww更新ｺﾏｳｫﾖｰ☆ (2012年11月25日 9時) (レス) id: da4cd468f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち(プロフ) - ユチョン(涙)存在を全部認めてくれて丸ごと包んで二人色の恋を初めようだなんてあったかいですね*^^*でも・・・あたし個人はジュンちゃんでもオッケーよ♪笑 (2012年11月25日 3時) (レス) id: affafb447a (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸 明(プロフ) - ぴーちさん» 【ぴーち様】まさかのトンペン^ ^wwそうだね。これは恩返し以上の事をしなきゃだね！笑 (2012年11月17日 2時) (レス) id: 1962557df1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：瀬戸 明 | 作成日時：2012年9月30日 21時
