仲良しJUMP 15

りょーすけ ページ5

涼介side



マネージャー「山田、酔ったら早めに言ってくれな」

涼「はーい…」

雄「お願いします」




雄也におぶられそのまま帰ることになった。

まさか、知念を泣かしてしまうとは。

そんなに俺のことを思ってくれてたのかと思うと俺も泣きそうになる。




午前中から体調が良くなかったことで、人に当たったり、仕事を休んだり俺ってダメ人間じゃん…


伊野尾ちゃんに貼られた冷えピタもぬるくなっててなんか気持ち悪い。




マネージャー「明日は調整するので明後日も具合悪かったら教えてください」

涼「はい…ごめんなさい…」

マネージャー「お大事に」



家の前で下ろされて、マネージャーとお別れ。

どんな顔して家族に会えばいいかわかんない。

仕事休むなんて今までしたことなかったし、もういっそのこといつも通りを演じて部屋で寝るしかない。

そう思い家のドアを開ける。



涼「ただいま…」

母「おかえり。具合は？洗濯あるなら出してね」

涼「えっ…あっ…あの…ちょっと汚れちゃって…ごめんなさい」

母「全部聞いたよ。ほら、部屋行って着替えて横になってなさい。あ、ゲームは治ってからね」

涼「うん…」



知念か、大ちゃんか。

なんでかもう話は回ってて、隠す意味なんてないじゃん。



制服は思ったより汚れてて明日以降服どうしようかな…。なんで俺もっと早くヘルプ出さなかったんだろう…



母「疲れたまってるんでしょ、食べたいものある？カツ丼？」

涼「それは違う」

母「じゃあスタミナ丼？」

涼「もっと違う…アイスでいい」

母「栄養取らなきゃ」

涼「食欲なくて…」

母「なんかあったら呼んで。」



かあちゃんがリビングに戻ったから、携帯を見ると添付ファイルがあって開くと楽しそうなメンバーの笑顔。

裕翔は嫌々なんだろうけど笑

早く体調戻してみんなに謝って一緒に笑顔で過ごしたいな。






リアルタイム設定希望でしたら申し訳ございません。

リモート動画を見ながら書いてみたいなと思い、今回は少し前の設定で書かせていただきました。

いのやぶ→←りょーすけ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す