仲良しJUMP 15

りょーすけ ページ13

大貴side


スタッフ「あの時間なんですけど…」

宏「あ、山田が倒れちゃって。山田抜きでお願いしてもいいですか？それか変更で」

スタッフ「大丈夫ですか？」

宏「ちょっとやばそうで救急連絡しようかなってぐらいです」

涼「…へーきだから」

裕「やま？！大丈夫なの？」



ぐったりとしてるのに救急車呼ぼうか？って聞くと絶対に拒否する山田さんよ

こっちは真剣に心配だから言ってるのに。

こんなことを言ってる側から、げーげーと吐いちゃってる声が楽屋に響く。



侑「ねぇ…だいき…りょうすけだいじょうぶだよね？」



泣きそうな顔で俺の服の裾をいじいじしてる知念さん、これ結構なお値段だったから伸ばさないでください笑



大「大丈夫だよ、疲れがたまりすぎてるのかな？ゆっくり休めるとすぐ元気になるよ」


光「ちぃ、びっくりしたね。俺飲み物買ってこようと思うんだけど付いてきてくれる？」

侑「…うん」



知念のことは光くんに任せて、げーげーしてる山田は他に任せて、マネージャーのところに行って昨日までの仕事とこれからの仕事調査かな。

原因がわからないと対処できないし。どれだけ体調悪くても遅刻なんてしなかった山田がこんなにも遅刻して、こんなにぐったりしてるなんて何かあるよね…深読みなのかもしれないけど。



大「ねぇ、山田やばいんだけど」

チーフ「え？どういうこと？」



詳しく説明してる途中に駆け足で楽屋に向かうチーフ、ちゃんと話聞いてよ！

割と俺、足は速い方なのに追いつかないし。笑



侑「だいき！」

光「大ちゃんさ、これから予定ある？」

大「ごめん、俺今日この撮影の後、映画関係でちょっと…でも、収録時間はちゃんと空いてるよ。」

光「そっか。了解。ちょっと俺ら外で時間潰してるからなんかあったら連絡して」

大「はーい」

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