りょーすけ ページ2
涼介side
まさか吐くなんて思ってなかった。
なんとなく授業中から怠くて。保健室に行こうかと思ったけど、保健室の主になってる裕翔くんがいるのはわかってたから突っ伏してその場を凌いだ。
放課後NYCとしての打ち合わせを終えてその時にはだるさなんて忘れてた。
車に乗って割とすぐ気分が悪くなり寝たフリをする。あわよくば寝てしまいたい。
都内の移動で20分ぐらいだから知念に言うまでもない。心配させたくもない。
唾液が止めどなく出てきてこれやばい。そう思った時には口から溢れ出るもの。
色々頭の中もパニックになり、落ち着いた頃には綺麗さっぱりされていた。
侑「やまちゃん落ち着いた?」
涼「うん、ごめん」
侑「もうすぐ着くって。梅干し食べる?」
涼「いや…」
侑「酔った時に梅食べるといいんだって」
涼「じゃあ、それ半分もらっていい」
侑「半分は僕が食べるね笑」
マネージャー「着きました」
侑「ありがとう」
涼「ごめんなさい…」
侑「なにうじうじしてんの、行くよ」
車から出たのに気分悪くて、しんどい。
でも、仕事に穴開けるなんてしたくないから行くしかない。
大「お疲れ〜!」
宏「打ち合わせ早く終わったんだ。まだ時間あるからそこのアイス食べな」
大「なんでお前ジャージ着てんの」
侑「やまちゃんさっき吐いちゃって。ブレザちょっと汚れちゃったんだよね」
大「大丈夫か?…大丈夫じゃないな。」
宏「あらぁ」
大「山田、熱あるっしょ。そこ寝てな」
なんでか大ちゃんの前では素直になれて、思ってるより自分が弱ってることに気づいた。
大「山田、三半規管強いのに酔うなんて結構しんどかったっしょ」
慧「はい。一応使いそうなら」
光「酔ってから効く酔い止めいる?」
大「光くん体温計取って」
光「はいよ。500円な」
大「たけぇーよ。知念、そこ突っ立ってないで手洗ってアイス食べな。疲れたっしょ」
侑「うん。」
大ちゃんに体温計を挟まれてそのまま抱きしめられる。
独特すぎるし、普段ならぶん殴るけど、今日だけはその温もりがほしくてぎゅっとしてみる。
大「ん。鳴ったな。あー山田38.0度あるわ。帰る?ダンスレッスンこんな身体じゃ出来ないだろ?明日の撮影は?」
涼「明日は学校と撮影。今日も大丈夫だからやれる」
なんて言うけど、頑張らなくていいよの一言を待ってる自分がいる。
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(名前)かのは(プロフ) - 仲良しJUMP16のパスワード教えてほしいです! (2020年12月17日 12時) (レス) id: 1605fe9bab (このIDを非表示/違反報告)
山田(プロフ) - いつも読ませていただいてます!ありがとうございます!山田くんが大丈夫って言って無理をしすぎて共演した平野に看病されるお話が見たいです! (2020年12月17日 9時) (レス) id: 540a0b00e3 (このIDを非表示/違反報告)
Rio(プロフ) - 仲良しJUMP16のパスワード教えていただきたいです! (2020年12月17日 7時) (レス) id: 9d6c92ab72 (このIDを非表示/違反報告)
みゆう(プロフ) - 仲良しJUMP16のパスワードおしえていただきたいです。 (2020年12月17日 5時) (レス) id: 7c2230dbe2 (このIDを非表示/違反報告)
あやや - はじめまして!この作品が大好きでいつも読ませていただいてます!!リクエストをお願いしたいのですが、山田くんが胃腸炎になってしまうお話が見たいです、お時間ございましたらぜひよろしくお願い致します、! (2020年10月15日 22時) (レス) id: 76400b32b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そら | 作成日時:2020年7月15日 4時