仲良しJUMP 15

いのやぶ ページ9

宏太side


このままマネージャーに送ってもらう予定でメンバーが通らないであろう廊下で、痛む腹を抱えて座り込んでたら、会いたくて会いたくなかった2人がキャッキャ言いながら目の前を通りあっさりとバレて、楽屋に連行。



慧「薮と一緒なんて嫌なんだけど」

宏「俺もだし」

裕「本当に仲良いな〜」

光「とりあえず2人とも、はい。湯たんぽ」

大「伊野ちゃんにはホットのはちみつ レモン。はい、いのりん。薮ちゃんの分ないわ、ごめん」

宏「大丈夫」

光「お腹やばい音してるけど大丈夫？」

宏「今の伊野尾だろ」

慧「薮だろ」

涼「ちょっと待って、なんでわからないの笑」

宏「ずっとぎゅーってなってると」

慧「意外とわからないのよ笑」

雄「すげぇーいいぴったりじゃん笑」

慧「トイレ行ってくる」

侑「なんで宏太普段お腹痛いと隠さないのに今日は隠れてたの？」

宏「なんでって…」



伊野尾が苦しそうな中俺も痛い。なんて言えないし、あの時はすぐ良くなると思ってたから…


なーんて、言えるはずもないよな



宏「なんでだろう。昨日生玉ねぎ食べすぎたとか恥ずかしくて言えないし笑」

裕「生玉ねぎでお腹壊すとかネコじゃん笑」

宏「胃もたれよ。生玉ねぎ独特の匂いもするからなんか恥ずかしいし」

涼「薮ちゃんお父さんになったら子供に、パパのトイレ長いし臭いからいやーって言われる代表例だよな笑」

宏「ひでぇー笑笑」

涼「生玉ねぎで腹壊すのツボだわ笑」

宏「こうなるのが嫌だから隠してたのに笑」

涼「ごめんねー笑」

光「体質だから仕方ねぇーけど、程々にしときなよ？」

宏「はいはい」

雄「俺伊野尾くん見てくるわ」

大「お願い」

光「はいよ、胃の荒れを抑える薬飲んでゆっくりしてな」

宏「さんきゅ」



薬飲んで横になってたらうとうとしてきた。

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