愛は腹立ててなんぼ【日高光啓】 (ページ20)

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1時間とちょっとして、秀太の車が家の前に停まる。
窓越しに見ても相変わらずの透明感すぎる、この男...。

貴『お邪魔します～』

秀「おはよ、あれ？日高は？」

貴『秀太ならいいって、寝てしまわれたわ』

秀「同意の上ね(笑)じゃあ出発しまーす」

貴『お願いしまーす』

秀太の運転なんて久しぶりなんじゃないか？
いつもは私が運転してるし、秀太基本家から出ないし。
でもひろと付き合う前にも、２人で出かける事はよくあったな。

秀「何か２人で出かけるの久しぶりじゃね？」

貴『そうだね、最後何したっけね...ゲーム？』

秀「貴方ゲーム下手じゃん(笑)」

貴『あんたが異次元なだけで私は人並みだよw』

秀「何したっけなー買い物？」

貴『ふっ、また買い物じゃん(笑)どこ行く？』

秀「最近できたでっかいショッピングモールかな」

大きな渋滞もなく、スムーズに目的地に到着。
一応マスクと帽子で変装する秀太と...。

秀「ねぇやっぱそれじゃなきゃダメ？」

むかーーしの趣味が高じてクオリティ高め(自己評価)の
黒髪ショートカット、現代でいうジェンダース系の完璧なる男装をした私。

貴『その時々の秀太のスタイルに合わせてやるのが楽しい』

秀「楽しいなら、まぁいいですw」

ちなみに声帯模写得意だからイケボでいくよ！