3皿目 ページ4
No side
貴｢ねえ君たち…
うちで揉めんのやめてくんないかな？｣
？1｢なんだい君…は…あ、あなた様は！｣
？2｢誰だよあんた。｣
貴｢申し遅れました。私はここの生徒の藤岡Aといいます。｣
途端に周りがざわめきだすです
おい藤岡Aって
ああ、あの御方は
ということはさっきまで一緒にいた女は
間違いない、あの二人は
〈料理界の神童〉と〈神の右腕〉だ！
？2(料理界の神童？右腕？なんだそれ？)
Aは？1の方を向いた。
貴｢君、さっき庶民が来ていいところじゃないって言っていたけど、何ほざいてるわけ？｣
？1「な、何をっﾋｨ」
Aが出した殺気に怖じけついている。周りも思わず息をのんだ。
貴｢さっきから聞いていたが、勘違いしているようだな。庶民がどーだで階級を判断しているようだが、ここは才能で選ばれているんだ。そんなもので判断するようならとっくにその聖なる庭とやらは腐りきってるね。君の技量は知らないが、これ以上遠月を汚すような真似は止めてくれないか。」
？1「ﾋｲｲｲｲ;マ、ママー！」
？1は走り去っていった。
貴｢さて、すみません。取り乱しました。大丈夫かい君？｣
？2「お、おう。」
貴｢よかった。君、名前は？｣
創真(以降はソ)「幸平創真だ。」
貴｢創真君か。さっきみたいにほざく馬鹿どものことは気にすんなや。俺も庶民だから。｣
ソ「あんたもか！」
貴｢ああ、創真君は編入試験を受けに来たのか。」
ソ「おうよ！」
貴｢そ、なら頑張れよ。じゃあな。｣
ソ「おう！」
Aは色の方に走っていった。
色｢A…さっきの奴…。｣
貴｢幸平創真だってさ。」
色｢幸平…もしかして…。｣
貴｢あの人の息子かもな。」
色｢…。｣
貴｢色、そろそろ行こうか。｣
色｢うん。｣
二人はまた手を繋いで歩いていった。
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 135人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とりあえずカエルで(プロフ) - 通りすがりさん» ご指摘ありがとうございます。完全にこちらの間違いでした。今駄作者事情で手元に原作がございません…こんな作品ですが、もし良かったらこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月23日 8時) (
レス) id: 967cdb4cb9 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 8皿の、ソーマの｢おまちどー！！｣というセリフですが、キチンと原作をお読みになっていますか？ソーマは｢おあがりよ！｣と言いますが。 (2016年7月23日 2時) (レス) id: ea428b9107 (このIDを非表示/違反報告)
とりあえずカエルで(プロフ) - 恵鈴真鈴さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2016年4月6日 23時) (レス) id: 967cdb4cb9 (このIDを非表示/違反報告)
恵鈴真鈴(プロフ) - すごく面白かったです！続き待ってます！ (2016年4月6日 23時) (レス) id: 7cc880d642 (このIDを非表示/違反報告)
とりあえずカエルで(プロフ) - かき氷がとけた(゜ロ゜)さん» ありがとうございます(；▽；)がんばります！！ (2016年2月28日 19時) (レス) id: 967cdb4cb9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：とりあえずカエルで | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/blackfrog/
作成日時：2015年11月30日 21時
