132話：風になる ページ40
吹雪「だったら風になればいいんだよ」
吹雪が口を開いた
円堂「風？」
吹雪「おいで、見せてあげるから」
そう言って連れてこられたのは校舎裏のゲレンデ
そこには大きな雪玉を持った白恋の人達とスノーボードに乗った吹雪
円堂「スノーボードか！」
風丸「それでどうやって」
吹雪「まあ見ててよ。雪が僕達を風にしてくれるんだ」
そう言うと吹雪は滑り出した
速い…！
そして何より楽しそう…！
吹雪「みんな、よろしくー！」
その合図と同時に白恋の人達が雪玉を一斉に押し出した
雪玉が吹雪目掛けて転がっていく
A「危ない！」
そう思っていると吹雪はスレスレで華麗に跳んで雪玉を躱した
その後も次々と雪玉を躱していく
A「すごい！！」
吹雪が滑っている途中、雪玉が一つ木にぶつかり、木から雪が雪崩落ちてきた。
すると吹雪は頭を抱えて膝をつく
また何かに怯えていた
円堂「吹雪！大丈夫か？」
吹雪「あ、うん。ごめんごめん、ちょっと失敗…」
ちょっと無理してわらっていた
A「うっはー！土門似合うじゃん！」
塔子「うん！結構似合ってるじゃん！」
土門「どうも〜♪」
春奈「お兄ちゃん、やったことあるの？」
鬼道「まあ見てろ」
あたし達は早速やってみようということでヘルメットをつけたり準備した
鬼道「それにしてもいつからこの特訓を？」
吹雪「特訓っていうわけじゃないんだ。小さな頃から遊びの中で自然にね」
染岡「なーんだ、結局遊びの延長じゃねぇか。俺達雷門イレブンの特訓は遊びと違う！苦しい特訓を超えて強くなることに意味があるんだ！」
吹雪「やっぱりそういうの疲れるなあ」
染岡「何！？」
吹雪「同じ力をつけるなら楽しくやりたいな」
一之瀬「一理あるよね」
染岡「なんだよ！一之瀬まで！」
A「まあまあまあ！円堂見てみなよ」
一之瀬「円堂はやる気満々だぜ！」
そこにはやる気満々で準備する円堂の姿がある
A「よーし！あたしもやるぞー！」
みんなで滑り出す
あたしはすぐに持ち前のバランス感覚で雪玉を躱すことが出来た
A「うっはー！楽しいー！」
すぐ近くで塔子と鬼道もやっている
塔子「あたしこの特訓気に入っちゃった！」
鬼道と塔子もモノに出来ている
出来ていない人も何人かいたけど、
その日の練習は終了した
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希(プロフ) - 続きが気になるので２のパスワード教えて欲しいです！ (6月6日 15時) (
レス) id: 2137f6455a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音 | 作成日時：2017年3月4日 3時
