凛として咲く花の如く【イナズマイレブン】Ⅲ (ページ23)

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115話：監督の考えページ23

塔子「ごめんよみんな、あたしが一緒に戦おうなんて言わなきゃこんなことにはならなかったんだ」

風丸「塔子のせいじゃない。俺達も力がなかったんだ。A…円堂…大丈夫かな…」

2人のいるキャラバンを見る

土門「かなりシュートくらってたからな…」

一之瀬「Aなんてゴールポストに身体ぶつけてたからね…」

Aは目が覚めたのかな

あいつはきっと円堂だけがボロボロになるのが我慢ならなかったんだろう

だからあんなことしたんだろう

染岡「納得いかないぜ、何なんだよあの今日の監督の作戦は！DFをあんなところまであげるなんて！どうぞ点とってくださいって言ってるようなもんじゃねぇか！せっかく鬼道とAが奴らの攻撃パターン見抜いたのによ！」

染岡が怒りを爆発させる

目金「結果は32対０で完敗。一回目の時より酷い負け方ですからね…」

壁山「SPフィクサーズの時はすごい監督だと思ったのに」

染岡「理事長に連絡して監督を変えてもらう！」

鬼道「待て染岡」

染岡「なんだよ鬼道！まさかお前あの監督の肩を持つってんじゃないだろうな！あんなわけわかんねぇやつの！」

染岡の怒りは増すばかりだ

鬼道「そういうわけじゃない。ただ、結論を出すのは監督の考えを知ってからでも遅くはない」

風丸「考え？」

染岡「なんだよ、考えって」

鬼道「監督の言っていた通り、前半の時点で俺達の体力は限界に達していた。もし後半あのまま俺の作戦で試合を続けていたらどうなっていた？」

風丸「どうって…っ！俺達もマックスや半田達みたいに病院行き…！！」

鬼道「あぁ、確実にな」

一之瀬「じゃあ監督は俺達を守るために？」

栗松「そういうことだったでやんすか！」

土門「でも本当にそれでよかったのか？どんな状況でも全力で戦う、それが俺達のサッカーだろ！」

染岡「土門の言う通りだぜ！円堂とA犠牲にして俺達だけ助かって、そんなの雷門のサッカーじゃねぇ！」

その時ちょうどキャラバンが開いた