107話：普通のことだけど ページ15
鬼道(外された３人はどこか不調だった。Aはあいつらが怪我していたことにすぐに気づいた。それはきっと監督もだ。
あいつらが抜けてゲームメイクがしやすくなっている。)
A「んーなんだろう。すごい動きやすいんだけど」
豪炎寺に言ってみた
豪炎寺「…そうか。」
A「ん？」
豪炎寺「怪我をしていた3人に無理をさせないため、そして3人が抜けて相手を前に誘い出し、裏をつく攻撃をさせるために…」
A「んーよくわかんないけどいいや！折角動けるんだしガンガン決めてよね！」
怪我してた3人に無理をさせないようにしたのはハーフタイムの時点で気づいた
相手を前に誘い出しっていうのはあたしの中では「動きやすい」でまとめられていた
鬼道「ふっ面白い」
その後は割と雷門が優勢で戦えている
角馬「さあ残り時間もあとわずかだ！果たして決勝点はどちらに！奮闘する雷門イレブン！しかし流石に疲労が積み重なってきたか！？」
この実況本当のことだけど悔しい！！
A「疲れてなんか…ない！」
走っていた足を強く蹴り、さらにスピードをあげる
土門「行かせるか！」
目金「僕だって！」
目金、あたし、土門が突っ込むが抜かれて、相手のセキュリティショットが放たれる
A／土門／目金「円堂！／円堂くん！」
円堂「こい！ゴールは俺が守り抜く！マジン･ザ･ハンド！」
しっかり止めた
歓喜の声が上がる！
でも！
A「円堂！もう時間がない！」
円堂「おう！鬼道！ラストチャンスだ！」
鬼道「おう！」
鬼道はボールを持って上がる
鬼道「A！」
A「よーし！決めてやる！」
そこに女の子がザ･タワーで立ち向かおうとする
A「えへ、かかった」
私は鬼道にパスする
鬼道は角巣をイリュージョンボールで躱す
鬼道「豪炎寺！」
豪炎寺のファイアトルネードが炸裂
そのままゴールネットを揺らした
その時、終わりを告げるホイッスルが鳴り響いた
円堂「やったぜ！！」
土門と一之瀬が肩を組んで笑っている
栗松と目金も両手をあげて喜んでいる
豪炎寺と鬼道が握手している
なんだろう、すごく普通のことなのにこの光景がめちゃくちゃ大事に思えた
円堂「A！」
1人でぼーっとしていたあたしに円堂が突進してきた
A「うをっ」
円堂「やったな！」
これから何が起きるかわからない
かつての仲間がどんな思いでサッカーをしているかわからない
でも今だけはこの喜びに浸らせて
A「うん！」
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希(プロフ) - 続きが気になるので２のパスワード教えて欲しいです！ (6月6日 15時) (
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作者名：汐音 | 作成日時：2017年3月4日 3時
