106話：監督の作戦 ページ14
風丸side
円堂「なんだって？」
瞳子「空いたスペースは残りのメンバーでカバーして。よろしくね」
染岡「なんで俺が下げられなきゃいけないんだ！」
風丸「監督の考えがわかりません！ただでさえ厳しい状況なのに」
壁山「俺…さっき転ばされたからッスか？」
瞳子「勝つための作戦よ。」
去ろうとする監督に鬼道が言う
鬼道「待ってください。これでは戦えません。」
瞳子「いいえ、これで戦うのよ。」
鬼道「しかし」
瞳子「後半、始まるわよ」
監督はそう言って行ってしまった
くそ、俺達が抜けたら8人しかいないじゃないか…！
何を考えているんだあの監督は！
それぞれが抗議の声をあげる中、Aが静かに寄ってきた
A「足」
風丸「え？」
A「足貸して」
まさかこいつ…
俺がそのまま立っているとAはしゃがんでいきなり俺の左足を掴んだ
風丸「いっ…」
「「「！！」」」
円堂「風丸、怪我していたのか」
一之瀬「じゃあもしかして染岡や壁山も？」
A「はあ…秋！アイシングお願い！ほら、どうせ染岡と壁山もでしょ」
秋「え、ええ」
もしかして監督はこのことに気づいていたのか
風丸「はぁ、相変わらずすごい観察眼だな」
A「無茶しないでよ」
Aは少し俯きながら言った
風丸「悪かったって」
って！
風丸「Aが言うな」
俺はAの頭をチョップする
A「あたしはいいの！」
風丸「よくない！」
A「いいの！」
瞳子「花咲さん後半」
A「…あぃ…」
後半が始まる直前、声をかけられた
瞳子「昔も今もあの子にはあなたが必要なのかもしれないわね」
風丸「え？」
瞳子「いえ、なんでもないわ。マネージャー、アイシング用意して」
.
ピッチにはあたし達は8人
「なんのつもり！？あたし達を馬鹿にしてんの！？」
鬼道「これは作戦だ」
角巣「宇宙人の作戦は予測できません」
「こっちが有利なのは変わってない。こうなったらどんどん攻めていくよ」
角巣「了解」
館野が上がる
A「うらぁぁぁぁ！」
すかさずあたしはカットした
A「あれ？なんか見晴らしいい？」
そんなこと思いながらぐんぐんあがる私
逆サイドから豪炎寺もあがる
A「豪炎寺！」
帽子の女の子に取られてしまった
鬼道がチェックにはいる
鬼道がボールを外に出す
A(なんだろう、動きやすいかも)
鬼道(不思議だ、さっきとは違って思い通りに試合が動く)
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希(プロフ) - 続きが気になるので２のパスワード教えて欲しいです！ (6月6日 15時) (
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作者名：汐音 | 作成日時：2017年3月4日 3時
