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ユズ「最初のラウンジがここ20階。マンイーターの
出没範囲が20階から地下1階。メイン施設以外が施
錠されていたのが不幸中の幸いだな。繁殖範囲がほ
ぼ廊下だけで済んだ。」
そう言ってユズさんはあらかじめ用意していた地図
にマンイーターの出没位置を書き出していく。
ユズ「アンプルは足りたかい？」
アカツキ「あと残り5本です。」
ユズ「ふむ。まあ打開策などいくらでもあるよ。あ
とは明日のお楽しみだ。」
夜中、皆が寝静まった頃、なにか物音がして目が覚
めた。暗くてよく見えなかったが、アカツキくんと
カリンさん、そしてユズさんがいなかった。
(トイレかな？)
単独行動は避けろと言われたが、夜なので大丈夫だ
ろうと思いトイレに向かう。
ちょうどトイレの前に到着したとき、シュウウウウ
という音が男子トイレから聞こえてきた。
(もしかしてマンイーターがいる…！？)
おそるおそる中を覗いてみると、ユズさんが静かに
立っていた。
『ユズさん…？』
ふとユズさんの足元を見ると枯れている様子のマン
イーターが。
ユズ「にしみんじゃないか。単独行動はダメだと言
ったろう？」
『す、すみません…どうしても気になったもの
で…』
ユズ「まあいい。帰ろうか。」
『あ、はい。』
ユズさんの顔は、悲しいような、複雑な表情だっ
た。
次の日、マンイーターはすべて枯れており、全滅し
た。
ユズさんが夜中に倒したマンイーターが司令塔だっ
たようだ。
そのマンイーターはアカツキ君に化けており、いつ
のまにか私たちのところに潜り込んでいたらしい。
カイコク(たまたま倒したマンイーターが司令塔…
ねェ。でき過ぎじゃねェか…？
「罰」なんだろ？
…気味悪ィな。この違和感……)
カイコクは、なにかに違和感を感じ始めていた……
STAGE4 CLEAR!!
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碧猫cat(プロフ) - 主人公の絵上手すぎませんか？作品も面白いですし。最高ですね！ (2019年11月23日 9時) (
レス) id: 9f18c14f78 (このIDを非表示/違反報告)
ココロノオト(プロフ) - 短編集、楽しみに待ってます！！ (2019年8月23日 23時) (レス) id: 02837942e8 (このIDを非表示/違反報告)
あみい(プロフ) - 感想ありがとうございます(^^)これからも頑張ります！ (2019年8月19日 20時) (レス) id: d871655881 (このIDを非表示/違反報告)
*夜桜* - とても面白いです！文才分けて下さい… 更新頑張って下さい！ (2019年8月19日 17時) (レス) id: f2680ccfdb (このIDを非表示/違反報告)
あみい(プロフ) - ありがとうございます！これからもちょこちょこ載せるつもりなのでよろしくお願いします(^^) (2019年8月18日 23時) (レス) id: d871655881 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あみい | 作成日時：2019年8月13日 22時
